40歳男子の間で時計人気が高まっていることを受け、大規模な時計フェスを初開催。U-10万円の名品から800万円超の新作まで、普通ではあり得ない並びを前に、60人の時計好きが超真剣にジャッジした!
※文中すべて、SS=ステンレススチール、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、RG=ローズゴールド、YG=イエローゴールド、Pt=プラチナ、Ti=チタンの略です。
IWC|インヂュニア オートマティック 40

総得点:4.01
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:SS
ケース径:40㎜
価格:¥1,776,500
1970年代から名匠ジェラルド・ジェンタが手がけた「インヂュニアSL」のデザインを継承。当時と同じく、磁場の影響から内部を保護する軟鉄製インナーケースも採用した。5本の多角形ビスで固定されたベゼルや、独特のグリッド構造を採用した文字盤も味わい深い。/アイ・ダブリュー・シー(IWC)
川上 伸(会社員)「これは憧れの一本。シンプルなスタイルが最高です」
堀内 武蔵(会社員)「名作ゆえに、スーツにもカジュアルにも合う時計。このブルーの文字盤も人気が出そうです」
菅 正道(VINCENT & MIA 代表)「『ジェラルド・ジェンタが手がけた』という正統のストーリーは面白く、購買欲がそそられます」
後藤 壽彦(会社員)「シンプルながら文字盤の美しさが印象に残った。120時間というパワーリザーブも驚き!」
ZENITH|クロノマスター リバイバル シャドウ

総得点:3.95
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:Ti
ケース径:37㎜
価格:¥1,298,000
1970年代の「ゼニス クロノグラフ」のプロトタイプの外観を模倣。その幻といわれたモデルを、マット仕上げのチタン製ケースで再現した。またセコンドトラックも日付窓も排除することで、名機エル・プリメロの原点をシンプルに伝える。通気性と軽量性を高めるラダーブレスレットも特徴的。/ゼニス(ゼニス ブティック銀座)
尾崎 雄飛(SUN/kakke デザイナー)「デザイン、コンセプト、素材、すべてが完璧!」
森口 慶紀(飲食)「チタン製で持ったときの軽さに驚きました。インデックスが白く抜け感があるのがまたカッコいい!」
土屋 善直(公務員)「’70年代デザインの復刻ですが、テック系やオールブラックのスタイリングにハマりそう」
金井 良輔(会社員)「マットな質感に引き算し、機能性と軽やかさが表現されている」
BVLGARI|ブルガリ・ブルガリ

総得点:3.73
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:18KPG
ケース径:38㎜
価格:¥2,068,000
ベゼルにダブルロゴをエングレーヴィングした「ブルガリ・ブルガリ」の特徴的なデザインは、1970年代の初出。アンティークのコインに着想を得たものだとされている。幾度となく改良が重ねられ、モダンで均整のとれた美を放つ時計へと進化した。/ブルガリ(ブルガリ・ジャパン)
堀内 武蔵(会社員)「ピンクゴールドの色味が美しく抵抗なくつけられます」
日巻 功一朗(弁護士)「ベゼルにブランド名をここまでアピールしながら、品を損ねていないデザインはさすがです」
新井 周(弁護士)「ピンクゴールド素材とブランドイメージゆえに、ブレスレットのような役割も果たしてくれる」
友塚 正樹(WEBエンジニア)「自分好みのカラーリング。夏場にTシャツ一枚とブラウンのサンダルに合わせてみたい」
OMEGA|スピードマスター パイロット

総得点:3.83
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:SS
ケース径:40.85㎜
価格:¥1,463,000
1957年に発表されたオリジナルモデルからデザインを継承し、さらに「スピードマスター」に宿る“飛行”の歴史からインスピレーションを得たエディション。燃料消費率のインジケーターを模した60分および12時間積算計や、目標照準インジケーターを模したスモールセコンド表示が特徴的。/オメガ
岩片 麗(会社役員)「空のイメージが大人心をくすぐります」
村上 淳(会社員)「パイロットの世界観を表現したこのカラーやデザインは、ハズシで欲しくなります」
富山 北斗(会社員)「普段使いではオーバースペックかもしれないが見た目はクラシカル。これくらいがちょうどいい」
中森 祥太(金融)「スポーティだけど、ケースは薄くてつけやすい。鮮やかなブルーも差し色によさそうです」
CASIO|G-SHOCK GMW-B5000D-3JF

総得点:3.91
ムーブメント:ソーラー
ケース素材:SS
ケースサイズ:49.3㎜×43.2㎜
価格:¥84,700
1983年、圧倒的な耐衝撃性能で話題をさらったG-SHOCK初号機「DW-5000C」。そのデザインを踏襲してフルメタル化した、最新カラーモデル。Bluetooth®通信によるスマホとの連携やタフソーラー、標準電波受信などの先進機能も備えている。/ジーショック(カシオ計算機お客様相談室)
池田 雄一郎(大学職員)「メタルの存在感がタフな魅力を際立たせている」
川上 伸(会社員)「メタルのタフさもアリだと思えた。ハードワークにも合うし、定番の裏の裏をかいている感じもいい」
尾崎 雄飛(SUN/kakke デザイナー)「機能的にここまで進化しながら、この価格は安い。定番として愛される時計になってほしい」
岩片 麗(会社役員)「フルメタルケースでありながら、電波を干渉しないよう設計されたという開発話にも惹かれた」
BAUME & MERCIER|リビエラ 10770

総得点:3.93
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:SS
ケース径:39㎜
価格:¥577,500
1973年誕生の「リビエラ」コレクションが2021年に復刻。このモデルでは透明なスモーキーグリーンのサファイアダイヤルを採用し、コレクション名に示された地中海沿岸にあるリゾートの陽気を想起させる。パワーリザーブ120時間の自社製ボーマティックキャリバーを搭載。/ボーム&メルシエ
友塚 正樹(WEBエンジニア)「エメラルドグリーンの文字盤に地中海の風を感じる」
潮海 翔(会社員)「スケルトン文字盤とグリーン×ゴールドの高級感ある配色が所有欲を満たしてくれる」
中森 祥太(金融)「十二角形ベゼルを採用した時計って、そこまで多くないもの。このルックス、気に入りました」
坪井 祐樹(会社員)「文字盤の色合いがラグジュアリー。差し色にも使えて、ファッション的な親和性も高いと感じた」