40歳男子の間で時計人気が高まっていることを受け、大規模な時計フェスを初開催。U-10万円の名品から800万円超の新作まで、普通ではあり得ない並びを前に、60人の時計好きが超真剣にジャッジした!
※文中すべて、SS=ステンレススチール、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、RG=ローズゴールド、YG=イエローゴールド、Pt=プラチナ、Ti=チタンの略です。
CHANEL|J12 キャリバー 12.1

総得点:3.80
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:高耐性セラミック×18KYG
ケース径:38㎜
価格:¥2,618,000
2000年の誕生以来、シャネルを象徴するモデルとして君臨する「J12」。本作は、艷やかで気品漂う高耐性ブラックセラミック製ケースに18KYGを組み合わせることで、よりシックでラグジュアリーな存在感を高めることに成功している。心臓部には、スイスの専業メーカー・ケニッシ社製自動巻きムーブメントの新型Cal. 12.1を搭載。約70時間のパワーリザーブに200mの防水性能、4時と5時の間にはデイト表示も装備し、美しさだけでなく優れた実用性も備えている。/シャネル(シャネル カスタマーケア)
堀内 武蔵(会社員)「やっとゴールドが出てくれてうれしいのひと言です!」
日巻 功一朗(弁護士)「これが似合うようになりたいと思わせてくれる時計」
坪井 祐樹(会社員)「黒にゴールドの装飾が際立っていて、シャネルのバッグなどのイメージを象徴する印象」
後藤 洋平(朝日新聞 編集委員)「スタイルは不変ながら中身は進化を遂げている。素敵です」
BELL & ROSS|BR-05 ブラック セラミック

総得点:4.13
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:ブラックセラミック
ケース径:41㎜
価格:¥1,133,300
航空機のダッシュボードの計器から着想を得た独創的デザインはそのままに、セラミック製ケース&ブレスで表現。ヘアラインとミラーで仕上げ、セラミックの堅牢さと美しさ、かつ時計としての質感をクラスアップさせた。文字盤は極めて視認性が高く、現代的なミニマリズムを漂わせる。/ベル&ロス(ベル&ロス 銀座ブティック)
土屋 善直(公務員)「計器のようなデザインに喜ばない男子はいません!」
森口 慶紀(飲食)「高級感が際立つ仕上げの満足度が高いです」
貝瀬 慎太郎(会社員)「かわいくもあるスクエアケースのデザインが黒に染まることで、エッジのきいたカッコよさに様変わり。いい意味で目立ちます」
川上 伸(会社員)「セラミック特有の美しさと強さが感じられます。ブラックデニムと相性がよさそうです」
友塚 正樹(WEBエンジニア)「ギラギラしすぎず、でも主張はある。ベルトの質感もよく、スポーティなスタイリングに合いそう」
FRANCK MULLER|グランド カーベックス ピアノ

総得点:4.00
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:18KYG×SS
ケースサイズ:48.4㎜×33㎜
価格:¥3,190,000
三次元曲線の魅力を強調した「グランド カーベックス」採用モデルの一つ。グランドピアノのような潤沢な光沢感をたたえた文字盤はエナメルを20回塗り重ねることで生み出したもので、18Kイエローゴールドとのコントラストは実にエレガント。さらにインデックスを省略し、シンプリシティを極めた。/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京)
新井 周(弁護士)「自分が映り込むほどのグロッシーな黒に驚いた」
菅 正道(VINCENT & MIA 代表)「究極のデザイン性を感じる。この優雅さや美しさを生かしたい」
尾崎 雄飛(SUN/kakke デザイナー)「圧倒的な美しさと漆黒の妖しさは、合わせる服を選ぶけど、それが余計にワクワクします」
潮海 翔(会社員)「ケースがカーブしていて、腕馴染みがすごくいい。適度な重量感があって、着用感も優れています」
村上 淳(会社員)「とにかくスタイリッシュでエレガント。スーツやドレッシーなパーティウェアに合わせたいですね」
TISSOT|PRX パワーマティック 80 40㎜ カーボン

総得点:3.91
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:カーボン
ケース径:40.5㎜
価格:¥154,000
1978年に発売されたティソの名作「PRX」を、現代の技術とセンスで甦らせた最新作。ケースや文字盤にフォージドカーボン素材を採用し、個々で表情が異なるマーブル模様を描き出した。また堅牢な素材ながら約75gの軽さも実現している。一体成型のケースデザインはオリジナル由来で、レトロフューチャーなスタイルも感じさせる。最長80時間のパワーリザーブを誇る自動巻きムーブメント、パワーマティック 80を搭載する。/ティソ
貝瀬 慎太郎(会社員)「コスパがいいのに機械式でカーボン。つけ心地も軽快です」
坪井 祐樹(会社員)「こだわりの文字盤で15万円。驚きを隠せません」
小野 光(公務員)「カーボンで表された文字盤のパターンに、個体差があるというのがいいですね。それに価格が信じられないほど手頃なのに、ほかに負けない高級感も感じました」
松尾 光彦(会社員)「ゴツくはないけど武骨さがある。気軽につけたくなります」