街で実際に人気の時計は? どうしてそれを選んだか、どうスタイリングで生かすのかを徹底リサーチ。ファッション上級者たちのこだわりに注目だ。
CASIO
Modelカシオ G-SHOCK DW-5600E-1
森山拓哉さん / 美容師
「仕事柄、時計はタフに使えることがマスト。さらに趣味のサーフィン中にもつけたままでいいG-SHOCKを愛用しています。20気圧防水で耐久性もバッチリ。黒一色のソリッドなデザインは服装を選ばないところも頼もしい。ジャストシルエットのスタイリングのいいアクセントになります」。飽きのこないデザインも、ロングセラーの理由。
Modelカシオ カシオ スタンダード デジタル
今野 樹さん / アパレル
「普段からダークトーンの着こなしが多く、時計は洋服の邪魔にならない黒を選ぶことが多いです。カシオはスニーカーとすごく相性がよくて好き。ただ、ラフになる夏場は少々若く見えがちなので、ベルトをレザーに」。小物は黒、アクセサリーはシルバーで統一。
SEIKO
Modelセイコー キングセイコー セカンド
木下達郎さん / 会社員
「時計はオンとオフのスイッチを切り替えてくれるアイテム。在宅ワークのときにも必ず身につけるほど。去年購入したキングセイコーは、バーインデックスのカッティングや太いラグなど随所にこだわりを感じられるところが自分好み」。ルーズなシルエットのハズシにきかせたドレスウォッチが新鮮。
SEIKO nano∙universe Special Edition
Modelセイコー ナノ・ユニバース スペシャルエディション
ショーツ×サンダルの日こそ手元の時計で大人っぽく
清水雄也さん / 会社員
「数年前に購入したのですが、実はレディスなんです。華奢な見た目ながら、しっかりと存在感のあるゴールドのケースに惹かれました。アクセサリーはシルバーを選んで、時計だけでさりげなくゴールドを入れるとギラついて見えません」。クラシカルな時計とメガネが、若くなりがちなショーツとサンダルの組み合わせに、知的な雰囲気をプラスしている。小物で黒をちりばめたところもうまい。
Supreme × TIMEX
Modelシュプリーム×タイメックス
ストリートなゴールドウォッチを大人仕様に
仲田 祥さん / 会社員
「2年ほど前に購入したコラボウォッチは、キャッチーなのでアクセサリー感覚でたまにつけています。ゴールドのインパクトが強いぶん、コーディネートには気を遣います。サングラス含め、アクセサリーをゴールドで統一し、洋服は色数を絞ってミニマルに」。TIMEXのクラシックモデル「T78587」をベースにしたデザインは、夏にぴったり。
VAGUE WATCH CO.
Modelヴァーグウォッチカンパニー 2 EYES
海老澤 健さん / デザイナー
「クロノグラフの2 EYESはクラシカルな盤面に惹かれました。アンティーク時計も素敵ですが、仕事の日はこれくらいが気負わなくていい。モノトーンで無駄のない文字盤も、実用的で気に入っています」。ブラック×ネイビーの着こなしに寄り添いつつ艶っぽく見せない、38㎜径のクロノグラフは万能。
Modelヴァーグウォッチカンパニー COUSSIN 12 ベーシックなシャツには手元の重ねづけが有効
続池 颯さん / 会社員
「着脱が簡単なエクステンションベルトは使いやすく、つけ心地も好みです。メタリックなステンレスに合わせて、Pasoの太いリングを重ねづけしてポイントに」。
Text:Sayako Ono Kohei Horikomi