近年は洗練された小径モデルが増えているが、静かに主張する大ぶりな時計も逆に気になる。機能や歴史に裏づけられた6本の傑作に、俳優の瀬戸康史さんは何を感じたのか。
「好きな黒系のファッションにも馴染む一本です」
1956年に誕生した傑作をルーツとする「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」。300m防水のタフなケースは43.6㎜とボリュームがあるが、逆回転防止ベゼルは細く、ナイロン製NATOストラップも軽やかだ。
瀬戸康史
1988年生まれ。2005年にデビュー。’22年映画『愛なのに』でヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞。舞台『A Numberー数』が9月10日より上演、映画『スオミの話をしよう』が9月13日に公開。