Cartierの腕時計「パンテール ドゥ カルティエ」
煌めきは小さいほうがいい
快活でありながら上品な大人の理想的スタイルは今季、サイズ感や装飾がより削ぎ落とされたシンプル志向にシフト。まずは時計。「控えめな金」の気分にフィットするのはカルティエのシグネチャーの一つ「パンテール」一択だ。日本に最初のブティックを開いてから50周年のアニバーサリーイヤーを記念して、日本150本限定モデルが登場。特徴的なダイヤルには三代目当主ルイ・カルティエ個人のアーカイブから発見された、テキスタイルや着物の染色に使用される日本伝統の型紙から着想を得た美しい模様が、ブラックラッカーで精巧に施されている。何よりゴツッとした男の腕に、華奢なスモールモデルというギャップがいい。金の煌めきは小さいほど色気があるのだ。