近年は洗練された小径モデルが増えているが、静かに主張する大ぶりな時計も逆に気になる。機能や歴史に裏づけられた6本の傑作に、俳優の瀬戸康史さんは何を感じたのか。
「八角形のシェイプが美しく、見入ってしまいます」
古代ローマの建築物などに用いられ、永遠や幸福のシンボルでもある八角形(オクタゴン)をケースやダイヤルのデザインに取り入れたブルガリの「オクト ローマ」。そのクロノグラフモデルは、造形の美しさを生かすようにケース径は42㎜とやや大きめ。さらにベゼルも太くデザインして、存在感を強めている。ブラックのラバーストラップが付属し、道具なしで簡単に交換が可能。
瀬戸康史
1988年生まれ。2005年にデビュー。’22年映画『愛なのに』でヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞。舞台『A Numberー数』が9月10日より上演、映画『スオミの話をしよう』が9月13日に公開。