時計も手土産も、会う人を想って選ぶもの。毎月気になる時計の新作をピックアップして、ユニークな共通点のある手土産を一緒にお届けする。
ZENITH|デファイ リバイバル A3648

現代へとつながる
歴史をつくった名モデル
抵抗する、反抗するといった意味をもつ「DEFY」は、1969年に登場。大胆な八角形のケースや鮮やかなオレンジ色は、デビュー当時はかなりセンセーショナルだった。「デファイ リバイバル A3648」は、オリジンをほぼ完璧にリバイバルしており、レトロな味わいが魅力。手元にアクセントを加えるのに最適だ。
タンジェリン|みかんジュース

みかんの種類による味の違いを
比べるのも楽しい
みかんの名産地、愛媛県宇和島市で6代続くみかん農園がスタートした、果実とジュースのブランド「タンジェリン」。右から、9~10月に収穫された極早生の日南蜜柑を使った「GOKUWASE JUICE」¥1,940。現農園主の祖父母を描いたラベルが特徴の「WASE JUICE」¥1,940は、10月から11月にかけて収穫される宮川早生蜜柑を使った。そして南柑20号を使った「Nankan 20 Juice」¥1,980も人気。
「はじめまして」からの一手には、オレンジ色が効く
緊張感を和らげ、円滑なコミュニケーションをつくること。それは手土産の大切な役割となる。相手にポジティブな印象を与えたいなら、“オレンジ色”に注目してみよう。健康的で親しみのあるイメージをもつオレンジは、相手の心を解きほぐす効果がある。しかもそれがおいしいみかんジュースだったらなおさらだ。
愛媛県の農園がつくる「タンジェリン」のみかんジュースは、新鮮な果実の味わいを感じるおいしさだけでなく、ストリートカルチャーの影響を受けたラベルやロゴのデザインも楽しい。そのポップさでみんなの心を解きほぐしてくれるだろう。
時計も親しみあるコミュニケーションをつくるもの。ゼニスの「デファイ リバイバル A3648」は、1969年製のダイバーズウォッチをリバイバルしたモデルで、レトロデザインと鮮やかなオレンジ色が特徴。高級時計でありながらこれ見よがしではなく、心に引っかかる個性がある。
「はじめまして!」の緊張感をアイスブレイクするには、温かみのあるオレンジ色が最適なのだ。
40を超える媒体で時計記事を担当し、イベントの企画なども手がける。手土産はあげるよりも、もらうほうが多い。
広告や雑誌で活躍。撮影現場などに持っていく手土産に一家言アリ。時計好きでもあり、ヴィンテージを複数持つ。