2025.04.14
最終更新日:2025.04.14

「ブランパン × スウォッチのフィフティ ファゾムス ブルーラグーン」 × 「赤塚商店 SWINGING BIRD KITCHENのグラノーラ」【時計と手土産のおかしな関係 #15】

時計も手土産も、会う人を想って選ぶもの。毎月気になる時計の新作をピックアップして、ユニークな共通点のある手土産を一緒にお届けする。

Blancpain × Swatch|フィフティ ファゾムス ブルーラグーン

Blancpain × Swatch|フィフティ ファゾムス ブルーラグーン
自動巻き。バイオセラミック。ケース径42.3㎜。¥60,500/ブランパン×スウォッチ(スウォッチ)

カジュアルでも、
原点への敬意は深い

マットでシルキーな素材感をもつケースは、ヒマシ油などからつくられるバイオセラミックを使用。歴史あるデザインを継承するだけでなく、防水性能も原点モデルと同じく50ファゾム(約91m)にするなど、洒落のきいた時計に仕上げた。搭載するSISTEM51は、完全機械化で製造される機械式ムーブメントだ。

赤塚商店|SWINGING BIRD KITCHENのグラノーラ

赤塚商店|SWINGING BIRD KITCHENのグラノーラ
1グラム=7.8円(量り売り)/赤塚商店

お酒にも合う
極上グラノーラ

全国からおいしいものをセレクトする「赤塚商店」が扱うグラノーラは、広島の人気ベイクショップ、SWINGING BIRD KITCHENが製造したもの。オートミールにアーモンドやレーズンなどを加え、ブラウンシュガーなどで甘みをまとわせる。風味と歯ごたえがクセになり、どんどん食べ進めてしまう。赤塚商店では20グラムからの量り売りなので、お気に入りの瓶に詰めて手土産に。

カジュアルさの中にセンスが光る、気取らなさがいい

 大人になるほど、カジュアル感でセンスを見せるのは難しくなる。特に時計はステータスを語るアイテムなので、どうしても高価なモデルを選びがちだ。しかしこなれた価格でも、語りどころがある時計もある。

 スウォッチとブランパンのコラボレーションから生まれた「Bioceramic Scuba Fifty Fathoms」は、ダイバーズウォッチの原点である傑作「フィフティ ファゾムス」へのオマージュを込めたもので、バイオセラミック製のケースと自動巻きムーブメントを搭載し、カラフルな「ブルーラグーン」のケースはポップな差し色にもなるだろう。

 同様にカジュアルだけどセンスある手土産を探しているなら、赤塚商店で扱っている「SWINGING BIRD KITCHENのグラノーラ」がおすすめ。ほのかな甘みがあり、つまんでざくざくと食べられるのが楽しい。ヨーグルトにかければちょっとした朝食にもなるし、豊かな風味があるので、ワインのお供にもいいだろう。

 価格はカジュアルであっても、語れる魅力があるものを選ぶ。それこそが大人の嗜みなのだ。

時計を選んだ人|ウォッチディレクター
篠田哲生

40を超える媒体で時計記事を担当し、イベントの企画なども手がける。手土産はあげるよりも、もらうほうが多い。

手土産を選んだ人|スタイリスト
小林 新

広告や雑誌で活躍。撮影現場などに持っていく手土産に一家言アリ。時計好きでもあり、ヴィンテージを複数持つ。

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