時計も手土産も、会う人を想って選ぶもの。毎月気になる時計の新作をピックアップして、ユニークな共通点のある手土産を一緒にお届けする。
Blancpain × Swatch|フィフティ ファゾムス ブルーラグーン

カジュアルでも、
原点への敬意は深い
マットでシルキーな素材感をもつケースは、ヒマシ油などからつくられるバイオセラミックを使用。歴史あるデザインを継承するだけでなく、防水性能も原点モデルと同じく50ファゾム(約91m)にするなど、洒落のきいた時計に仕上げた。搭載するSISTEM51は、完全機械化で製造される機械式ムーブメントだ。
赤塚商店|SWINGING BIRD KITCHENのグラノーラ

お酒にも合う
極上グラノーラ
全国からおいしいものをセレクトする「赤塚商店」が扱うグラノーラは、広島の人気ベイクショップ、SWINGING BIRD KITCHENが製造したもの。オートミールにアーモンドやレーズンなどを加え、ブラウンシュガーなどで甘みをまとわせる。風味と歯ごたえがクセになり、どんどん食べ進めてしまう。赤塚商店では20グラムからの量り売りなので、お気に入りの瓶に詰めて手土産に。
カジュアルさの中にセンスが光る、気取らなさがいい
大人になるほど、カジュアル感でセンスを見せるのは難しくなる。特に時計はステータスを語るアイテムなので、どうしても高価なモデルを選びがちだ。しかしこなれた価格でも、語りどころがある時計もある。
スウォッチとブランパンのコラボレーションから生まれた「Bioceramic Scuba Fifty Fathoms」は、ダイバーズウォッチの原点である傑作「フィフティ ファゾムス」へのオマージュを込めたもので、バイオセラミック製のケースと自動巻きムーブメントを搭載し、カラフルな「ブルーラグーン」のケースはポップな差し色にもなるだろう。
同様にカジュアルだけどセンスある手土産を探しているなら、赤塚商店で扱っている「SWINGING BIRD KITCHENのグラノーラ」がおすすめ。ほのかな甘みがあり、つまんでざくざくと食べられるのが楽しい。ヨーグルトにかければちょっとした朝食にもなるし、豊かな風味があるので、ワインのお供にもいいだろう。
価格はカジュアルであっても、語れる魅力があるものを選ぶ。それこそが大人の嗜みなのだ。
40を超える媒体で時計記事を担当し、イベントの企画なども手がける。手土産はあげるよりも、もらうほうが多い。
広告や雑誌で活躍。撮影現場などに持っていく手土産に一家言アリ。時計好きでもあり、ヴィンテージを複数持つ。