カルティエ(Cartier)が日本に最初のブティックを開いてから50周年を迎えたことを記念して、メゾンを代表するウォッチコレクションから2つの日本限定モデルを発売する。
日本の伝統工芸から着想を得た一本
「パンテール ドゥ カルティエ」が発表されたのは1983年のこと。華やかな1980年代において瞬く間に人気を博し、現代までメゾンを象徴するウォッチとして愛され続ける逸品だ。
新作の限定モデルは、テキスタイルや着物を染色するために使用される日本伝統の薄い型紙の美しい模様からインスピレーションを得てデザインされたダイアルが特長。着想源となった型紙は、日本の伝統文化をこよなく愛した3代目当主ルイ・カルティエ個人のアーカイブから発見されたもので、イエローゴールドとポリッシュ仕上げのブラックラッカーで精巧に表現されている。
サイズの異なる2種を用意
「サントス ドゥ カルティエ」は1904年、ルイ・カルティエが友人の飛行家アルベルト・サントス=デュモンのために、飛行機の操縦桿を操作しながら時間を確認できるウォッチとしてスクエアの腕時計をプレゼントしたのが始まりだ。
イエローゴールドタイプとステンレススチールのクロノグラフの2種で展開する日本限定モデルの特筆すべき点は、風防の裏面からエングレービングを施したミニッツマーカーにあり。時間の視認性を高め、実用的かつ美しいデザインが魅力の一本に仕上がっている。また、通常の「サントス ドゥ カルティエ」のベゼルには鏡面仕上げが施されているが、本作においてはサテン加工を採用し、より落ち着いた印象に。グレイン加工を施したマットなダイアルもたまらない。
カルティエ カスタマー サービスセンター TEL:0120-1847-00