2024.07.04

ロレックス、オメガ、タグホイヤー... おしゃれな大人の愛用腕時計5選

01.オメガのシーマスター1948

中山慶人さん/アーバンリサーチ プレス

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「このシーマスター1948は江口時計店で購入しました。5年前に結婚したのですが、それを記念して妻と一緒に店主の江口さんに選んでいただいたんです。自分は手巻きが好きで、他に所有している時計もすべて手巻きなのですが、このモデルだけは自動巻き。40年代の自動巻きにも挑戦してみたかったですし、なんといっても信頼のおける江口さんのお勧めだったのが大きかったです。ちなみに妻が購入したのは、オメガのコンステレーションのクロノメーター。ちゃんとオーバーホールをお願いできるところも購入動機のひとつになりましたね」

アーバンリサーチ プレス
中山慶人さん

1983年生まれ。アタッシュドプレスとして活動後、アーバンリサーチへ入社。現在は同社のプレスマネージャーを務める。愛車は80年代のBMW 3シリーズセダン。

02.タグ・ホイヤーのアクアレーサー

竹井一雅さん/グラフィックデザイナー

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「タグ・ホイヤーの他にオメガのスポーツウォッチも迷いましたが、最終的にはアクアレーサーのベゼルの重厚な雰囲気が気に入って決めました。通常のアクアレーサーは回転ベゼルがステンレスですが、これはラバーになっているのがポイント。カジュアルでもスーツでもつけられるモデルがよかったので、ブレスはステンレスを選びました。購入したのが12年ぐらい前かな。ケース径は40mm超えですが、これくらいのほうが存在感があるので、手元でしっかりポイントになってくれますね」

グラフィックデザイナー
竹井一雅さん

1982年生まれ。UOMOのスナップ企画にもたびたび登場するグラフィックデザイナー。時計には実用性を求めるタイプで、アクアレーサーのほかにもアウトドアウォッチの「スント ベクター」を愛用する。

03.ピアジェのヴィンテージウォッチ

佐藤佑樹さん/Cale ディレクター

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「2年ほど前にスクエアケースの時計を探していて、いろいろ物色していたらカルティエのタンクとこのピアジェのレクタンギュラーが候補に残ったんです。タンクよりも少し安価で、ピアジェは文字盤も華美ではなく、シンプルな二針というのが絶妙なバランスだなと。インデックスのローマ数字だけ少し立体的ですが、ギョシェも入っていないしとてもクリーンな面持ちで。ちなみに、このモデルは1960年代後半~70年代にかけて製造されたものなのですが、その時期のキャリバーはタンクにも使われているそうで、そういった共通項にも惹かれました」

Cale ディレクター
佐藤佑樹さん

1986年、東京都生まれ。多摩美術大学を卒業後、2018年春夏よりブランド「カル」のディレクター。ショールームを兼ねる東麻布のオフィスでは、アートギャラリーも運営。独自の審美眼をもとに、ファッションデザインに限らず幅広く活躍。

04.ロレックスのオイスターロイヤル

高橋正典さん/スタイリスト

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「2年ほど前から、小さめの時計を探していました。すでにロレックスのエアキングは持っていたので、今度はスピードキングを買おうと思って神宮前にある『ワンミニッツギャラリー』に行ったら、スピードキングは自分の腕には小さすぎた。そこでいくつか試したところ、1950年代に作られた31mmのオイスターロイヤルがよかったんです。その場で、実はオイスターロイヤルの文字盤の配列はエクスプローラーⅠと同じだと教わり、俄然興味が湧いてしまって(笑)。エクスプローラーⅠは自分のキャラではないけど、このオイスターロイヤルの意匠がエクスプローラーⅠに脈々と息づいていることが面白いですよね」

スタイリスト
高橋正典さん

1988年生まれ。大学卒業後、壽村太一氏のアシスタントを経て2017年に独立。UOMOをはじめファッションメディアや広告などで幅広く活躍中。

05.スミスのデラックス

泉 敬人さん/FIVEONE銀座店 店長

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「10年前ほど前にe-bayで購入したのがこのデラックス。実はファッションの原体験がモッズなんです。基本的にイギリスびいきで、特に20代前半はその意識が強かった。ならば時計も英国製で、ということで色々調べたなかで、この「Made in England」のスミスにたどり着いたんです。この個体は1950年代後半ぐらいのモデル。自分はスモールセコンドが大好きなので、スモセコ付きでデイトがなくて金針…という仕様はまさにドンズバ。おそらくリダン(修理時に文字盤を変えること)して風防も交換していると思いますが、かなりキレイな状態だったので思いきって落札しました。スミスは英国車の計器類なども作っていたメーカーで、景気がいい頃はイギリスのジュエラーにも時計を作っていたそうなのですが、1970年代に入ってから残念ながら時計の生産を中止してしまいました」

Fiveone銀座店 店長
泉 敬人さん

1989年、大阪府生まれ。大阪で半世紀以上の歴史を誇る「ファイブワンファクトリー」の直営店でプレス業務などを経て現職。“セビロ屋”を自称するドレスマンでありながら、モッズやアメカジなど幅広いジャンルに精通。スミスはデラックスに加え「1215」も所有している。

※掲載している情報はオリジナル記事作成時のものです。

価格改定や売り切れの場合があります。

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