モヤモヤ気分を吹き飛ばすために、思い切って高価な時計を購入したい! そんなリバウンド買いに適した今年の新作を、トレンド別に紹介。
新作ウォッチカタログ
JAEGER-LECOULTRE《 マスター・コントロール・カレンダー 》
1950年代のモデルをルーツにもつエレガントウォッチがリニューアル。月、曜日、針式デイトというトリプルカレンダーに加え、月の満ち欠けを示すムーンフェイズ機能も搭載。これを“トリカレムーン”と呼ぶと通っぽい。ブラウンのカーフストラップで程よくカジュアル感が加わり、日常でも使いやすい一本に。自動巻き。SS。ケース径40㎜。¥1,180,000/ジャガー・ルクルト
カーディガン¥36,000・ニット¥32,000/エイトン(エイトン青山) パンツ¥35,000/キャプテン サンシャイン
LONGINES《 ロンジン スピリット 》
多くの冒険家や飛行士から愛されてきたロンジンのパイロットウォッチの特徴的なデザインを、現代風にアレンジしたという“ロンジンの魂”がこもったモデル。シンプルな3針モデルでありながら、ガッチリとしたケースやダークブラウンのストラップのおかげで、カジュアルにも似合う。高精度ムーブメントを搭載。自動巻き。SS。ケース径40㎜。10月発売予定。¥248,000/ロンジン
RADO《 キャプテン クック 》
1962年製のダイバーズウォッチを、現代的に復刻。大きな針やシンプルな表示はそのままだが、防水性能は300mとなり、搭載ムーブメントは80時間連続駆動する高性能仕様に。イージークリップという着脱システムを採用しており、別売りのストラップやブレスレットへと簡単に変更できるのもイマドキだ。自動巻き。SS。ケース径42㎜。¥220,000/ラドー(ラドー/スウォッチ グループ ジャパン)
BREITLING《 クロノマット B01 42 》
ルーツとなるのは、1983年にイタリア空軍アクロバット飛行チームとのコラボレーションによって生まれた伝説のクロノグラフ「フレッチェ・トリコローリ」。この時計に使用された“ルーローブレスレット”がついに復活を果たした。横長の特殊なコマ形状は、クラシカルなのに存在感があって手元に映える。自動巻き。SS。ケース径42㎜。¥890,000/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)
ZENITH《 クロノマスター エル・プリメロ A384 リバイバル 》
1969年に誕生した傑作クロノグラフムーブメント“エル・プリメロ”を搭載した記念碑モデルが、2019年にリバイバル。そして今年はメタルブレスレット仕様が加わった。中間コマを省くという当時のスタイルを継承しており、さらにレトロな雰囲気に。37㎜というサイズ感も今の気分に合っている。自動巻き。SS。ケース径37㎜。¥880,000/ゼニス(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)
※SS=ステンレススチールの略です。
Photos:Arata Suzuki[go relax E more]
Stylist:Tatsuou Sakai
Hair:Kazuya Matsumoto[W]
Model:Kohei Ikeue
Composition&Text:Tetsuo Shinoda