2017.12.20
最終更新日:2024.03.07

最初の1本はカラトラバ、特別なオーラを放つパテック フィリップ

「理想の一本」のつもりで手に入れたものの、ついつい「次の一品」を夢見てしまう。 時計好きならずとも虜にされる、パテック フィリップ。スタイリスト/ファッションディレクター 小沢 宏さんに“初めて手に入れた1本”と“最後に手に入れたい1本”について、その魅力とともに語ってもらった。

最初の1本はカラトラバ、特別なオーラを放の画像_1

“最初の1本”

PATEK PHILIPPE CALATRAVA 5196 TIFFANY

2年ほど前にハワイのティファニーで購入しました。ティファニーのWネームが流行ったのは’90年代。当時はただ見ているだけでしたが、ようやく買える環境になったので手に入れました。僕は今年で53歳になりますが、それでもこの時計をつけこなすにはまだ若いと感じます。それくらいカラトラバには特別なオーラを感じるし、つける場と着こなしを考えさせられる。だから 正直出番は少ないんです。でも、いざというときにしかつけない時計があってもいいし、むしろあってしかるべき。これは僕にとってそういう特別な存在ですね。
最後のパテック フィリップはコンプリケーション。フェイスデザインは複雑だけど、スポーツラグジュアリーのような強さじゃなくひたすら上品。美しいですね。僕は車に乗らないことを考えれば価格も非現実的ではないかな。…ただの言い訳だけど。

最初の1本はカラトラバ、特別なオーラを放の画像_2

“最後の1本”

PATEK PHILIPPE ANNUAL CALENDAR 5146

一年に一度だけ日付の調整が必要な年次カレンダー機構を搭載。ムーンフェイズとの組み合わせで文字盤がアートのよう。自動巻き。ローズゴールド。ケース径39mm。¥4,520,000/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

小沢 宏さんプロフィール画像
小沢 宏さん
スタイリスト/ファッションディレクター

パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEl:03-3255-8109

Photos:Yuichi Sugita[BGHE]
Composition&Text:Jun Namekata[The VOICE]

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