“一生モノ”という言葉をよく耳にする時計の世界。しかし、トレンドとともに服や靴が変わるように、ファッションを愛する大人ならばその手元におさまる一本も更新していくべきだろう。話題の新作モデルを、この冬の着こなしにひもづけてリストアップ。今本当に欲しい時計がココに! 「ドイツウォッチ」編。
JUNGHANS MAX BILL BY JUNGHANS EDITION 2017
ミニマルで現代的なデザインが評価されるドイツ時計の中でも、マックス・ビルが手がけたこの名作は「モダンなコーディネートに合う」と人気が高い。黒を基調としたソリッドな着こなしにすっと溶け込みながら、それでいて手元でスタイリッシュなアクセントを放ってくれる。2017年の新作はケースバックにビルの制作した幾何学模様を特別にプリント。クオーツ。ステンレススチール。ケース径38㎜。時計¥89,000/ユンハンス(ユーロパッション) ニット¥42,000/アンデルセン-アンデルセン(メイデン・カンパニー) パンツ¥28,000/アナトミカ(アナトミカ 東京)
SINN 240.ST.GZ
元空軍パイロットによって設立され、徹底的に機能性にこだわるブランドだけに、時計はミニマルな機能美にあふれている。このモデルは2時位置リュウズで操作するインナーベゼルが潮の満ち干を示すタイドメーターになっており、青線の量で潮の状況を可視化する。自動巻き。ステンレススチール。ケース径43mm。¥295,000/ジン(ホッタ)
STOWA FLIGER BAUMSTER A
ドイツ空軍にパイロットウォッチを納入していた当時の製品基準を真似て、視認性の高い計器風ダイヤルにはロゴマークが入っていない。玉ねぎ型リュウズは、グローブ着用時も操作しやすくするためのデザイン。つまりは冬向きだ。世界限定90本。手巻き。ステンレススチール。ケース径36mm。¥180,000/ストーヴァ(チックタック恵比寿アトレ店)
発売中のUOMO1月号では、掲載の新作モデルの他に2つの「ドイツウォッチ」を掲載しています。▶試し読みはコチラ。
チックタック恵比寿アトレ店 TEL:03-5475-8413
ホッタ TEL:03-6226-4715
メイデン・カンパニー TEL:03-5410-9777
ユーロパッション TEL:03-5295-0411
Hair:KUNIO KOHZAKI[W]
Stylist:Naoki Ikeda
Model:Aleksandr
Composition&Text:Tetsuo Shinoda