2017.11.01
最終更新日:2024.03.21

男と女の「シェアウォッチ」#3 個性派ケース

男女で時計をシェアすることが注目のトレンド。押さえておきたい3つのポイントは、小ぶりなフェイス、クリーンな文字盤、調整のきくレザーストラップだ。そんな「シェアウォッチ」の良作モデルをケース別に全3回でご紹介。第3回目は「個性派ケース」。

男と女の「シェアウォッチ」#3 個性派ケの画像_1

HERMÈS 「ケープコッド シャドウ」

今年のバーゼルで発表され、ウィメンズのラインながら男性ファンからも熱い視線が送られた、漆黒のケープコッド“シャドウ”。マットブラック DLCが施されたケースは、シックなムードを醸し出し、男性の手元にもマッチするクールなデザイン。二重になったレザーストラップは、男女問わずブレスレット感覚で着こなしに優雅なアクセントを加えてくれる。エルメスならではの輝きを密かにそのボディに内包する、まさに傑作シェアウォッチと言えるだろう。クオーツ。SS(DLC)。ケースサイズ29㎜×29㎜。¥453,000/エルメス(エルメスジャポン)



男と女の「シェアウォッチ」#3 個性派ケの画像_2

BVLGARI(右) 「オクト ソロテンポ」

古代から“永遠”や“幸福”のモチーフとして使用されてきた八角形(オクタゴン)をケースデザインに取り入れ、さらには110面ものファセットカット仕上げを施すという手の込んだ時計。ラグジュアリーメゾンを代表するアイコニックで華やかなデザインなので、アクセサリー効果も抜群。手元にポイントが欲しいときに効果を発揮してくれる。自動巻き。SS。ケース径38㎜。¥750,000/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)



FRANCK MULLER(中) 「カサブランカ」

20年以上もベストセラーを続ける「カサブランカ」の6時位置に、ムーンフェイズ機構を搭載。モロッコのエキゾチックな都市カサブランカを月が照らす情景を時計に取り入れている。優美なケースフォルムやビザン数字は女性からの人気も高く、ケースバックがカーブしているので華奢な腕にもフィットしやすい。自動巻き。SS。ケースサイズ45㎜×32㎜。¥1,000,000/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京)



RALPH LAUREN(左) 「スティラップ コレクション ラージモデル」

ラルフ・ローレン氏のライフスタイルを投影したコレクションで、この特徴的なケースデザインは、乗馬の際に使用する馬具の鐙(あぶみ)をイメージしたもの。搭載するムーブメントは、名門ジャガー・ルクルトがラルフ ローレンのために製造したCal.RL750。デザインは個性的だが、品質は折り紙付きという秀逸な時計である。自動巻き。SS。ケースサイズ38.5㎜×36.6㎜。¥865,000/ラルフ ローレン(ラルフ ローレン 表参道)


エルメスジャポン TEL:03-3569-3300
フランク ミュラー ウォッチランド東京 TEL:03-3549-1949
ブルガリ ジャパン TEL:03-6362-0100
ラルフ ローレン 表参道 TEL:03-6438-5800
※UOMO10月号掲載商品につき品切れや取り扱い終了の可能性があります。

Photos:Osamu Watanabe(Model) Masahiro Okamura[CROSSOVER](Still)
Hair&Make-up:Risa Fukushima
Stylist:Tatsuou Sakai
Models:Ben Stolte
Composition&Text:Tetsuo Shinoda
※文中すべて、SS=ステンレススチール、DLC=Diamond-Like Carbonの略です。

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