2017.10.28
最終更新日:2024.03.21

男と女の「シェアウォッチ」#2 ラウンドケース

男女で時計をシェアすることが注目のトレンド。押さえておきたい3つのポイントは、小ぶりなフェイス、クリーンな文字盤、調整のきくレザーストラップだ。そんな「シェアウォッチ」の良作モデルをケース別に全3回でご紹介。第2回目は「ラウンドケース」。

男と女の「シェアウォッチ」#2 ラウンドの画像_1

OMEGA 「シーマスター アクアテラ」

ここ数年、機械式の本格派時計を好む女性が増えているという流れの中、信頼の機能性と汎用性のあるデザインを兼備するオメガもまた、シェアしたい時計の本命といえるだろう。特にこのモデルは、38.5㎜の小径サイズながら、150mの防水と15000ガウス以上の耐磁性という驚きのスペックを備え、実用性は申し分ない。さらに、サンブラッシュ&ラッカー仕上げのブルーダイヤルと、同色ストラップのコンビにより、モダンで優しいニュアンスをひとさじその表情に加えている。自動巻き。SS。ケース径38.5㎜。¥570,000/オメガ(オメガお客様センター)


(男性)ニット¥28,000/コモリ(alpha PR) シャツ¥38,000/カンタータ(カルネ) (女性)カーディガン¥33,000/ジョンスメドレー(リーミルズ エージェンシー) メガネ¥45,000/バニー オプティカルズ バイ オリバーピープルズ(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)


男と女の「シェアウォッチ」#2 ラウンドの画像_2

Grand Seiko(右) 「SBGR287」

1960年に誕生した名作グランドセイコーは、今年から独立したブランドとなった。12時位置には“GS”マークが収まり、ほとんどすべてのパーツを内製した自社ムーブメントCal.9S65の姿もシースルーバックから鑑賞可能。小ぶりなケースでありながら、エッジまで丁寧に磨いた針やインデックスの完璧な仕上げで視認性を高めている。自動巻き。SS。ケース径37㎜。¥400,000/グランドセイコー(グランドセイコー専用フリーダイヤル)



IWC(中) 「ダ・ヴィンチ・オートマティック・ムーンフェイズ 36」

今年リニューアルされた「ダ・ヴィンチ」は、久々にラウンドケースになっただけでなく、ユニセックスで楽しめる小径サイズも充実。このモデルは、12時位置に月の満ち欠けを示すというロマンチックなムーンフェイズ機構を搭載しており、男性からも女性からも好評。大きめのラグは可動式なので、太い腕にも華奢な腕にもフィットしてくれる。ストラップはサントーニ社製だ。自動巻き。18KRG。ケース径36㎜。¥1,850,000/IWC



ZENITH(左) 「クロノマスター ヘリテージ 146」

1960年代モデルをイメージした端正なクロノグラフ。スモールセコンドと30分積算計のみというシンプルな表示を生かすように、ブルーの文字盤には放射状に広がるサンレイ仕上げを施しており、光の加減によって表情を変化させる。洗練されているが、1/10秒の計測が可能な自社製ムーブメント、エル・プリメロ4069を搭載する本格仕様だ。自動巻き。SS。ケース径38㎜。¥800,000/ゼニス(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)


IWC TEL:0120-05-1868
alpha PR TEL:03-5413-3546
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス TEL:03-5524-6420
オメガお客様センター TEL:03-5952-4400
オリバーピープルズ 東京ギャラリー TEL:03-5766-7426
カルネ TEL:03-6407-1847
グランドセイコー専用フリーダイヤル TEL:0120-302-617
リーミルズ エージェンシー TEL:03-3473-7007
※UOMO10月号掲載商品につき品切れや取り扱い終了の可能性があります。

Photos:Osamu Watanabe(Model) Masahiro Okamura[CROSSOVER](Still)
Hair&Make-up:Risa Fukushima
Stylist:Tatsuou Sakai
Models:Ben Stolte
Composition&Text:Tetsuo Shinoda
※文中すべて、SS=ステンレススチールの略です。

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