ファッションのアクセントとして時計を楽しみたいのなら、今年は断然グリーンのダイヤルに注目。つい、手元に目線がひき寄せられる。
審査員メンバー
トレンドはグリーンフェイス
片貝俊、西野大士の1位指名!
CARTIER タンク マスト
藤村雅史指名!
IWC SCHAFFHAUSEN パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41
機能的なデザインに艶っぽい色合わせが気になる
スイスの時計ブランドながらドイツ語圏の街シャフハウゼンに会社があるため、どことなくドイツ的機能美が宿る人気ブランド。航空計器を思わせるダイヤルを色鮮やかなグリーンでまとめており、ファッション的にも楽しめる。別売りストラップへの交換も簡単だ。自動巻き。SS。ケース径41㎜。¥913,000/IWC シャフハウゼン
鈴木一弘指名!
BREITLING プレミエ B09 クロノグラフ 40
このキレイなグリーンは、店頭でも上品で目立ちます
あえてクラシカルな手巻き式ムーブメントを開発し、1940年代風のツーカウンターダイヤルと組み合わせてレトロな雰囲気をつくっている。ピスタチオグリーンと命名されたダイヤルは発色も美しく、トレンドのグリーンの中でも出色の存在感がある。手巻き。SS。ケース径40㎜。¥946,000/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)
篠田哲生指名!
BAUME & MERCIER クラシマ
タキシードに合わせて使ってみたい時計です
1830年に創業したスイス屈指の老舗ブランド。端正なデザインを得意としているが、このドレスウォッチはクオーツムーブメントを使用することで薄型に仕上げている。しかもダイヤルは美しいグリーン。端正だからこそ、この色が効いてくる。ドレスアップのハズシとして使いたい。クオーツ。SS。ケース径42㎜。¥126,500/ボーム&メルシエ
西野大士指名!
ORIS オリス ダイバーズ65 コットンキャンディ
色がとてもきれいだし、ネーミングも秀逸
1965年製ダイバーズウォッチのデザインを取り入れたレトロなモデルだが、“綿菓子”という名前にふさわしく、ダイヤルカラーもポップ。このモデルはワイルドグリーンという色名でほかに2色あり。ケースに使用するブロンズ素材は徐々に酸化して、色が深くなっていく。自動巻き。ブロンズ。ケース径38㎜。¥286,000/オリス(オリスジャパン)
※文中すべて、SS=ステンレススチール、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、Ti=チタン、PVD=Physic
al Vapor Deposition(物理蒸着法)の略です。
Hair:Amano
Stylist:Shun Katakai(tsuji management)
Model:Yuji Matsumoto
Composition&Text:Testuo Shinoda