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ラルフ ローレンのスティラップ
2024.07.23
最終更新日:2024.07.23

ラルフ ローレンのスティラップ

中川 司さん/フォトグラファー

時間を確認するのは今でも腕時計

中川 司さん/フォトグラファー

「人と被らない時計がいいなと思って探していたときに、ラルフ ローレンで時計が展開されていることを知りました。ブランドの定番である“スティラップ”は、馬具の鐙(あぶみ)を意味していて、ポロマークと同じくブランドの世界観を表現しているのがラルフ ローレンらしいなと。私が買ったミディアムサイズは、ムーブメントがピアジェ製ということも決め手でした。現行はサイズ展開がミニ、プティ、スモール、ミディアム、ラージとありますが、ミディアムとラージ以外はクォーツなんです」

ラルフ ローレンのスティラップ

「ケースが薄いので、シャツやジャケットを着るときにもすっきり着用できます。今日のようなシアサッカーのブルゾンなどプレッピーっぽいアイテムには、このクラシカルな雰囲気がアクセントになる。あまりカジュアルすぎると合わないんですよね。撮影など仕事をしている時も必ず時計は着けています。逆に時計をしていないと落ち着かなくて…(笑)。自分は今も時刻は時計で確認する派なんです。そしてやはり機械式が好み。メンテナンスを重ねて一生使い続けられることにロマンを感じます」

ラルフ ローレンのスティラップ
ラルフ ローレンのスティラップ
独特のケースデザインとローマンインデックスがクラシカルな印象。中川さんの個体はミディアムサイズで、ムーブメントはピアジェ製。当初はブラックの型押しクロコダイルのベルトが付いていたが、ブラウンのカウハイドのベルトを注文して交換している。

「これから狙っている時計はアラン・シルベスタインが手掛けた時計です。バウハウスに影響を受けた幾何学的なデザインや多彩な色使いが特徴。やはりスティラップと同じく人と被らないような時計がいいのですが、なかなか巡り合えない。シルベスタインは年間2000本しか作っていなかったので、かなり貴重なんです。これからも探し続けたいと思います」

フォトグラファー
中川 司さん

山口県生まれ。ファッション、ライフスタイルや旅を撮影する商業写真家として活躍。クルマと音楽が趣味で、現在はBMW 330ci カブリオレを所有する。若きクルマオーナーを取材するYouTube「Boys and Wheels TV」も好評。

Photos: Yumi Yamasaki
Text: Yasuyuki Ushijima



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