Watch SNAP 30

07
タグ・ホイヤーのアクアレーサー
2024.04.06
最終更新日:2024.04.06

タグ・ホイヤーのアクアレーサー

竹井一雅さん/グラフィックデザイナー

ベゼルのラバー素材にひと目惚れしました

竹井一雅さん/グラフィックデザイナー

「タグ・ホイヤーの他にオメガのスポーツウォッチも迷いましたが、最終的にはアクアレーサーのベゼルの重厚な雰囲気が気に入って決めました。通常のアクアレーサーは回転ベゼルがステンレスですが、これはラバーになっているのがポイント。カジュアルでもスーツでもつけられるモデルがよかったので、ブレスはステンレスを選びました。購入したのが12年ぐらい前かな。ケース径は40mm超えですが、これくらいのほうが存在感があるので、手元でしっかりポイントになってくれますね」

タグ・ホイヤーのアクアレーサー
タグ・ホイヤーのアクアレーサー
タグ・ホイヤーを代表するダイバーズモデル。機能性、日常使いにおいて最適な実用性、そして高級時計に必要なオーラを備えたアクアレーサーは多彩な仕様が存在する。竹井さんのアクアレーサーは500m防水のプロモデル。ラバー製のベゼルに重厚感が漂う。それでいて裏蓋がシースルーバックという時計好きの心をくすぐる仕様だ。

「自分は仕事柄カジュアルな服装が多く、Gショックやスントなどアウトドア系のデジタルウォッチも着けるので、アクアレーサーはアナログにしました。最近はアウトドア系のアイテムも多く取り入れているので、時計のフェイスが小さいと服に負けてしまいそうで…(笑)。小ぶりな時計はトレンドですが、しっかりとしたアクセントにすることを考えると、少しボリューム感のある時計のほうが自分の中では気分です」

タグ・ホイヤーのアクアレーサー

「欲しい時計の条件はタフであることと、存在感があること。腕がやや太いので、細く華奢な腕時計はなんだか違和感があって、30mm後半から40mm前半がちょうどいい。今後欲しいのは、ベル&ロスの定番であるスクエアモデル。シンプルですが洗練された印象があるのがいいですね。同じぐらいのサイズ感でもアクアレーサーとはまた違う表情ですが、着こなしにも馴染んでくれそうです」

グラフィックデザイナー
竹井一雅さん

1982年生まれ。UOMOのスナップ企画にもたびたび登場するグラフィックデザイナー。時計には実用性を求めるタイプで、アクアレーサーのほかにもアウトドアウォッチの「スント ベクター」を愛用する。

Photos: Yumi Yamasaki
Text: Yasuyuki Ushijima

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