黒が剥がれて茶芯が現れるまでガシガシ着る

「今季はどのブランドからもレザージャケットが展開されていて、目にする機会が増えました。数多くのジャケットを見ているうちに何年かぶりに着たい気分に。そんなときに発見したのがデビューコレクションからずっと気になっていた、アヴィレックス7522の一着。待望の新色ブラックが出るということで即オーダーしちゃってました。厚みのあるカウレザーを使用しているので重厚感があり、繊細なレザーものとは違ってガシガシ着られるところが魅力。着込むことで表面の黒が剥がれて茶芯が現れる経年変化を楽しみながら、育てていきたいです」

「ミリタリーブランドのアイテムって変にいじると安っぽくなってしまう。けど、この『アヴィレックス7522』のレザージャケットならブランドの雰囲気は壊さず、今っぽくモダンに作られているのがさすが。自分にとっては少しラギット過ぎるかなと思いましたが、着てみたら全然そんなことはなく、むしろ新鮮でした」

レザージャケット:AVIREX7522
タートルネックニット:BODHI
パンツ:Maison Margiela
シューズ:Paraboot
ニットキャップ:FRONT 11201
「ハードな印象のレザーなので、合わせるアイテムはシンプルに。少しワイドなストレートのスラックスに、カシミアのタートルネックニットとニットキャップを合わせ、クラシックな装いにまとめました。足元にワークブーツを入れたのがポイント。ザ・アメカジになり過ぎないようにバランスを考えながら、デニムやスウェットなどでカジュアルに組むのも良さそう」
Interview&Text:Mayu Yamamoto