絶妙なエメラルドグリーンがどんなスタイルにもマッチする
「先日、東日本橋にあるアナトミカのフラッグシップショップに立ち寄ったときに、スペイン・アンダルシア地方の工芸品であるレザーバッグ(写真内で持っているもの)を即買い。そのとき女性スタッフが巻いていたスカーフが頭から離れず…。それから1週間ほどアナトミカ各店のインスタグラムなどを掘っていたら、なんとピエール・フルニエさんがパリから来日していて、日本橋のお店に立たれるとのこと。伝説的な方に一度で良いからお会いしてみたい! スカーフも気になっているし…ということでお店へ行き、このスカーフを買いました。最大の魅力は絶妙な色出し。エメラルドグリーンにクラシックなアニマル柄がブラックで入り、甘くなりすぎないところも最高。ウール70%シルク30%の薄手で柔らかな質感も巻いていて気持ちがいい。聞くと、フルニエさんが所有しているHilditch & keyのヴィンテージスカーフをベースに制作したモザイクアニマル柄とのことでした」
「このエメラルドグリーン、本当に何でも合うんですよね。逆に合わない色が無いんじゃないかというくらい。なので、コーディネートが物足りないときに巻いてみようと思います。フルニエさんはミリタリーグリーンのジャケットと合わせているようなので、グリーンのグラデーションにも挑戦してみたいです。あと、注目していただきたいのがスカーフの端。フルニエさんにサインをお願いしたところ、『生地を傷めるから、小さめに書いておくよ』という一言とともに書いていただきました。一生手放せない大切な1枚です」
スカーフ:ANATOMICAHOWLIN by Morrison
ジャケット:HATSKI
ニット:ANATOMICAHOWLIN by Morrison
パンツ:Fumiya Hirano THE TROUSERS
シューズ:ALDEN×International Gallery BEAMS
バッグ:ANDALUSIA
「スカーフの色が引き立つように白のカバーオールを。それだけでは季節感が出ないので、シャギードッグニットをインナーに着込んでいます。アナトミカからインスパイアを得て、シューズはオールデンのモディファイドラストを選びました」
Interview&Text:Mayu Yamamoto