憧れのコーギのニットをオーダー
「大人になってニットの選び方が大きく変わった気がします。昔はそのシーズンで気になったものをどんどん購入し、次の年にはほとんど着ないみたいな感じで、30代後半くらいからはたぶんずっと着るだろうなと思うものを1シーズンごとに1本釣り。値は張るけど、毎年1着ずつ増えていく流れに変わりました。今回のコーギはたまたまトゥモローランドのプレスである井上直哉君がインスタグラムでオーダー会について投稿していて、その場でDMしてオーダー予約。コーギって永遠の憧れだし、いつかはと思っていたので、このタイミングだ!と思い切りました」
「ちょうど10月ごろに出来上がりが届き、見たら圧倒的な存在感。想像以上でした。僕がオーダーしたのは最太番手のカシミヤカーディガン。彩り豊かなアーガイル柄はコーギーが昔作ったらしいサンプルから選びましたが、僕の好みにドンズバ。こんなにも厚手のニットで肌触りと発色の良さも驚きました。身幅大きめで短丈、リブ太めのトラディショナルなスタイルは手持ちの服に馴染みますし、気分的にもばっちりでした」
カーディガン:Corgi
シャツ:Charvet
Tシャツ:Sunspel
パンツ:Carhartt(古着)
キャップ:NEAT
メガネ:dunhill(VINTAGE)
シューズ:Le Yucca’s
「カーハートのペインターパンツにシャルべのシャツをインし、コーギーのカーディガンをはおりました。ペインターパンツとアーガイルニットの相性がいい。アーガイルのかわいらしさを程よく中和してくれるんです。メガネと革靴で引き締めることは忘れずに。ジャージとかトラックパンツのようなスポーティなものを取り入れても面白いですね」
Interview&Text:Kohei Horikomi