ショーツに合わせたいワークジャケット
「アメカジのアイテムは大好きですが、昔からワークジャケット的なものはそこまで着てこなかったんです。ただ、今年の夏はショーツにシャツではなく、ワークジャケットを着てみたら面白いかなと思い、購入しました。1940〜50年代にアメリカ空軍が、夏もしくは熱帯地域で着用することを目的として作られたサマーフライトジャケット。当時からウィルス&ガイガー社がアメリカ軍から要請を受け作っていたモデルですが、今まで商品化していなかったんです。それを当時のディテールそのままに作った新作。そういう時代背景を聞くと、欲しくなっちゃいますよね?」
「襟は丸みを帯びたショールカラーがかわいい。しかも、両胸にポケットがあるのもフライトジャケットとしては珍しい。肩から脇にかけてアクションプリーツがあり、脇にはマチがあるので着ていても全然堅苦しくない。これは当時のパイロットのために可動域を確保し、操縦桿を握りやすく、かつ動きやすくするため。そのディテールを忠実に再現していて、服としてすごく面白い。『このデザインは何のためにできたのだろう』とワクワクさせてくれるアイテムですね」
ジャケット:Willis&Geiger
ショーツ:Champion
キャップ:’47 × N&N STORE
サングラス:alain mikli(VINTAGE)
シューズ:John lobb
「いわゆるアメカジテイストで着るのではなく、ラフにはおりたいので、チャンピオンのスウェットショーツに合わせました。ジョンロブの靴とサングラスでバランスを取ることは忘れずに。ジャケットは洗いまくって、クタクタにして着るのが理想です。たくさん着て育てます!」
Interview&Text:Kohei Horikomi