派手すぎない黒の刺繍で合わせやすい
「代々木八幡の古着屋FRONT 11201にフラッと訪れて物色していると、オーナーの西山さんが、店頭に出していない値付けホヤホヤのジャケットを出してきてくれたんです。『安武さん好きそうかなと思って』と、このジャケットを渡して、すぐにどこかへ行ってしまいました(笑)。試着をしてみるとサイズがぴったり! しかも、しっかりとスチームも当てて畳みジワも消してある。たぶん、畳みジワがあったら肩が四角く見えて気に入らなかったと思うのですが…(笑)。ちょっと可愛いすぎるかな?と思いましたが、刺繍が黒一色なので意外と派手にならないと感じて、買ってしまいました。60年代のものですが、かなり状態が良いところも購入の決め手です。お店の方が好みを知ってくれているとよい買い物が出来るなと、あらためて実感しました」
「秋になったら、ジャケットを主役にブラウン系でまとめたいですね。ブラウンのニットに、ベージュのコットンスラックスをスタイリング。足もとは、ジャケットの刺繍のブラックに合わせて、今回のコーディネートと同じフラテッリジャコメッティのブラックスエードモンクを合わせてエレガントな雰囲気にしたいです」
ジャケット:60's vintage
ニットT:BEAMS F
ショーツ:60〜70's vintage
ネッカチーフ:BOHEMIANS
シューズ:Flli.Giacometti
メガネ:BUDDY OPTICAL
「刺繍、フロントのプリーツ、大きな襟など、ディテールが多めなジャケットなので、合わせるものはシンプルに。ショーツもこのジャケットと同日に購入したもので、60〜70年代の2プリーツバギーショーツ。この一本も西山さんがジャケットと一緒に裏から出してくれました。モノトーンでまとめつつも、足元だけは革靴で。ローファーではなくシングルモンクにして上品さをプラスしてます」
Interview&Text:Mayu Yamamoto
最終更新日:2024.09.08