夏にギリギリ間に合った大人のレザーサンダル
「夏が来る前にサンダルを手に入れるため、5月から探し始めたものの、気に入ったモデルはサイズ欠けで購入できず…。目星をつけていたショップや百貨店でも理想的だと思えるものに出会えず、気がつけば7月。ただ、自分が求めるサンダルの条件はわかってきました。表革製、つま先が覆われていないデザインでかつ鼻緒がないこと、歩くときにソールが足から離れてペタペタと音がしないこと。意外とこれら全てを満たしたものがなかったのですが、一つだけすごく惜しいものがありました。それがGINZA SIXのマノロブラニクで試着した『Chiltern』というモデル。しかし店舗にあったものはストラップがラフィア素材で購入に至らず…。しかしその後も『ラフィアじゃなければな…』とずっと頭から離れず、表革のモデルをネットで検索していたら、偶然マイサイズを発見。海外サイトからの買い物はあまりしないのですが、見つけた瞬間には決済画面でした」
「フィット感、素材、色がまさに理想的。マノロ ブラニクというブランドが持つクリエイティブやレガシーが好きで、デザイナーご本人も尊敬しています。以前からメンズのスリッポンを愛用していますし、履けるのであれば妻が愛用しているパンプスも履いてみたいと思っているほどです」
サンダル:MANOLO BLAHNIK
シャツ:Cale
パンツ:Cale
「水撚り糸のリネンを縦横使用したカルのギンガムチェックシャツに、コットンリネンツイルを高温で洗った生地のパンツで、程よく気の抜けた雰囲気に。レザーサンダルで着こなしを引き締めました。子どもの頃から何となく思い描いている、気の良いオジサンをイメージしました」
2018年春夏から「Cale」のディレクター。ファッションのみならず、音楽やアートに精通し、ギャラリーディレクターとしても活動している。
Interview&Text:Kohei Horikomi