作り手のこだわりを感じるデニム
「青山にあるST-POUR HOMMEを訪れた際に、偶然出会った一本。すぐに試着したところ、ウエスト・レングス・シルエットにおいてすべて完璧。気づいたらレジでお会計していました(笑)おそらく60〜70年代のもので、ラングラーのヴィンテージデニムがベースになっているからか、どことなくロックカルチャーを感じるのもかっこいいですね。パッチワークって若い感じがどうしても出ちゃうのですが、これは歴史を感じるというか、野暮ったさもありつつ、ファッション感も高い。見惚れちゃうほどのオーラを感じました」
「パッチワークにはラングラーだけでなく、リーバイス®︎の“BIG E”や“フレンチモールスキン”などの生地も使われていてこだわりを感じます。ダメージデニムやリメイクされたデニムが今の気分ということもありますが、作り手の想いが表現されたアイテムは自然と手に取ってしまいます」
ジャケット:TOMORROWLAND PILGRIM
Tシャツ:SUNSPEL
ジーンズ:wrangler
アイウェア:FRAME FRANCE (VINTAGE)
シューズ:PARABOOT
「パッチワークデニムにボーダーTを合わせた着こなし。ボーダーは細ピッチのもので、上から紺ブレを羽織ることで、主張のあるアイテムも違和感なく馴染むと思います。インパクトの強いアイテムには、あえてデザイン性のあるものを取り入れると、まとまりが生まれます」
Interview&Text:Kohei Horikomi
最終更新日:2024.07.11