ありそうでない、まさに「アンライクリー」な柄シャツ
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「シャツは札幌の気候では出番が少ないからか、春になると無性に着たくなるアイテム。アンライクリーのシャツは毎シーズンオーダーしていて、お店でも仕入れているほどお気に入り。今のお店をやる前は古着畑に長くいたので、アンライクリーのディレクターである中田さんが作るアイテムはどうしても気になっちゃいます。ただ、今でも古着は好きですが、昔ほど着る機会は減っています。年齢を重ねて、子どもができ、より生活に馴染む服を基準に選ぶようになったからかな…。だから、このシャツならリアルに着ても違和感がないバランスだなって。色味と柄パターンもブランドの言葉通り、古着にありそうでない絶妙な按配に加え、胸ポケットのサイズがやや縦長なのもディテールとして面白い。古着ベースで、デザインをモダンに昇華するのがすごく上手ですね」
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「某アメリカブランドのボタンダウンシャツをベースに、生地は上質で程よく男くささが抜かれ、見た目とのギャップにいつも心が躍ります」
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シャツ:Unlikely
デニムパンツ:FARAH
サングラス:Stussy
シューズ:adidas
「クラシックに寄せるよりも、ゆるくスウェットパンツやデニムに合わせるのが自分らしいですね。今回はファーラーのペインターパンツにアディダスの白スニーカーで、春らしく暗い色を入れないよう意識しました」
Interview&Text:Kohei Horikomi
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