価格も含め万能型スラックス

カジュアルもドレスも両方好きな自分にとって、スラックスは着こなしの幅に応えてくれる懐の深いものがほしい。そうすると、サイドアジャスター(ループレス)やボタンフライではないほうがよくて、何より買い足せる価格のものが嬉しい。
イタリアのパンツ専業ブランドのベルウィッチは、個人的には穴だった。日本ではサイドアジャスター仕様の”スコッチ”と呼ばれるテーパード型を見かけるが、買ってみたのは”アードベッグ”。浅めのツータックと、ややゆったりとした形が気分にハマる。
安定のチャコールかネイビーを買おうと思っていたのに、このメランジっぽい珍しいブラウンに目を奪われてしまった…。安くはないけれど37,000円ほどならまた買い足せなくはない。



編集
西坂和浩
クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。
Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Rui Goto
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Editor Shibutsu