重厚だけど、いい意味で軽い存在
冬になるとワードローブ内のオーラリー率がぐっと上がる。主には名品ベビーカシミヤのニットシリーズなんだけど、先日急に気温が落ちた日にはじめて袖を通したのが新作ツイードジャケット。
ウールとアルパカ混紡のツイードは、重厚な見た目だけど思ったより軽い。そして緩いボックスシルエットと比翼仕立ての前合わせ。このいい意味での適当さが、ツイードジャケットにありがちな融通の効かないコンサバムードをいなしてくれてる。カバーオールくらいの気持ちで身頃のポケットに手を突っ込んで羽織りたい。
この使い勝手のよさ、30代の頃によく着ていた(が、今ではタイトすぎて着られなくなった)ポール・ハーデンのツイードジャケットを思い出しました。
UOMOブランド統括
山崎貴之
ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。
Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Rui Goto
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Editor Shibutsu