名品ゴルフをよりタフに武骨に
昔からアマノジャクな性格ゆえ、流行りや人が持っているものに乗れない。けど欲しいからちょっと外したものを買う。特に靴は顕著にその傾向が出る。サロモンのXT-6が欲しかったのにニューバランスの610のゴアテックスを買ったり。数年前NIKEのダンクローが流行っていた時も、元々持っていたsacaiコラボのダンクハイを履き続けたり。グッチのビットローファーもスムースレザーではなく、なぜかヴァンプ部分がヘリンボーン柄のものを選んでいたり…。
そして今回はウエストンのゴルフ。スナップ撮影時、美容師の中島和弥さんが履いていたスエードのゴルフに一目惚れ。ただ全く同じゴルフもな…と思い調べていると、ユージーン ゴルフというモデルを発見。オリジナルとの違いはソールとアッパーの縫い目。登山靴由来の縫製方法を採用し、武骨な印象に。そこに合わせたライトグレーの上品なスエードにギャップにやられてしまいました。
もはや名前の由来のようにゴルフシューズとしては使えない値段にはなっていますが、オリジナルのゴルフはジャーナリストシューズとの異名を持つ丈夫な革靴。そしてそのゴルフを更にタフにしたユージーン。値段にビビらず、なおのことガシガシ履きたい所存です。
編集
堀池 光
2023年入社の編集部最年少。本誌では『プロゴルファー!HIKARU』としてゴルフ連載を担当。ときたまデザインの効いたアイテムを着ると、先輩達にツッコまれがち。真夏生まれだが夏の暑さにも冬の寒さにも弱い。趣味はツーリングと音楽フェス。
Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Rui Goto
107
Editor Shibutsu