巷のテックパンツとはやさしさのレベルが違う
散歩がてら立ち寄った経堂の「山荘 飯島」で、「これはヤバいです」と激烈プッシュされたのがこのパンツ。正直、この手の裾がジップになったナイロンパンツには食傷気味だったけど、手に取ってみるとその「ヤバさ」が伝わってきた。
まずウエストのドローコード。アジャスターをスライドさせるタイプなのでいちいち結んだり解いたりする手間がなく、歩行中の緩みも少ない。しかもセンターから左側にオフセットされているので邪魔にならず、見た目のアクセントにもなる。ついでに猫もじゃれてくる。バックポケットは袋布がダブルになっていて大容量、スマホ収納にぴったりのポケットが別でつき、さらにはカラビナを引っ掛けられるループまで。
とにかく至れり尽くせりで、そんじょそこらのテックパンツとはやさしさのレベルが違うんです。その便利さゆえ、実際に山登りで使っている人も激増しているらしく、自分もこのパンツの機能性をいっそう実感したいがために久々に山に行こうかと考えている次第。
UOMOプリント版編集長
池田 誠
身に着けるモノの中では365日かけているメガネが一番大事だが、気分屋で服装には一貫性がなく、白髪に合えばなんでもいい。大阪府出身。お好み焼きと立ち飲みと電車と野球が好き。
Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Rui Goto
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Editor Shibutsu