米軍ニット帽の細かすぎる変化
久しぶりの海外出張がソウルに決まったので、防寒グッズを買わねばと思い上野の中田商店に向かった。僕が高機能ウェアやグッズを探すためにまず向かうのはアウトドアショップではなく、昔からミリタリーショップなのだ。総本山である中田商店は大学時代に通っていたときから変わらない。
もう何度買ったかわからないアメリカ軍のニットキャップを見つけて安心し、レジに持っていこうとしたところ、なにか違和感。かぶってみると、なんと頭頂部が高くなって、被り心地が深くなっている。聞けば、近年、編み方が微妙に変更になったのだそう。
これまで、アメリカ軍のニットキャップといえば、浅めの被り心地で、コンパクトな印象だったから薄い顔立ちでもなんとか似合う良さがあったのに・・・。と細かすぎるショックを受けつつも、ウール100%を何十年も同じ価格で販売してくれているお店から浮気はできないと考え、購入。折り返し幅を広げてみたり、顔とのバランスを試行錯誤中。
編集主任
中野健吾
ファッション担当。映画と韓流ドラマが好き。甘いものと炭水化物が大好きで、運動は嫌い。にも関わらず30歳半ばを過ぎても中学時代と体重が変わらない代謝の良さが自慢。ワードローブは、白、黒、ベージュ。
Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Rui Goto
最終更新日:2024.05.06
23
Editor Shibutsu