ニセコではメットこそ多数派。「アノン」のスノボ用ヘルメット
日本でもっとも外国人率が高いであろう町ニセコ。スキー場はほぼ海外勢。邦人はごく少数で、なんならパリやミラノのほうが日本人が多いくらいだ。麓でゴンドラ待ちをしていると気づくが、海外から来たスキーヤー、スノーボーダーでビーニー着用者は稀。ヘルメットがぞろぞろと並ぶ。ニセコは外国人率だけでなく、日本で一番ヘルメットを被る人間が多い町かもしれない。
自分はメットとビーニー併用派。普通にゲレンデを滑るときは手軽なニット帽にしているけど、寒いときやバックカントリーではヘルメット。安全面はもちろんだが、暖かくて蒸れないのがいい。Anonのメラクは奮発して購入した同ブランドの最上級モデル。ぐにょぐにょしたライナーは頭部への衝撃を緩和するWaveCel。通気孔は19個、後頭部のダイヤルでフィット調整できるBOA®360、顎のバックルはフィドロックのマグネットと、語れるギミックてんこもり。
ちなみに自分は官憲ぽい顔立ちであるため、スノーボードでヘルメットを被っても横ノリなストリート方向ではなく、交通機動隊もしくは3億円事件風になっている自覚があります。
UOMO ブランド統括
山崎貴之
ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。
Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Rui Goto
最終更新日:2024.03.25
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Editor Shibutsu