ウメダのニットなら赤でも着たい

トップスは年齢を重ねるごとに、黒やグレーなどの無難な色に落ち着いてしまうもの。しかも、秋冬だったらなおさら地味な色を選びがち。だからこそ、今年は挑戦したい! と毎年のように意気込んで、結局のところ無難なものを着てきました。そんな中途半端な気持ちを払拭させたものがランド オブ トゥモローが別注したウメダのニット。
ここまで発色の良い赤なのに、品がある。不思議だなと思ったけど、ニットの産地、新潟県五泉市で創業したニット専業の老舗が手がけていると聞けば、納得する。超細かい16ゲージで編み込まれ、とろみすら感じさせるこの生地感は唯一無二。首のつまり具合とリブ幅、ともにベスト。華奢な僕でも首もとがきれいに見える。ついに2024年秋冬、赤ニットを着て出社する日が来ます。
ランド オブ トゥモロー 心斎橋パルコ店 TEL:06-6252-9797
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編集アシスタント
堀込恒平
湘南育ちなのに泳げない、銭湯とサウナを愛する30代男子。スケーターのファッションが好きなので、ゆるいシルエットの服が基本。ワードローブはグレーとネイビーが多め。自炊が得意で、赤ワインから作るハヤシライスが自慢の一品。いちごショートケーキが大好きな甘党かつ猫派。
Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takeshi Toyoshima
Composition: Ai Hogami
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