人とかぶらない待望のホワイトダイヤル!
“スピードマスター”といえばブラックダイヤル。アポロの宇宙飛行士が身に着けて月へ行った時から今日に至るまで、ほぼ姿を変えずに生き永らえてきた。ゆえにヴィンテージや現行でリファレンスが違うといわれても、正直パッと見はわからないことが多い。それが、色を変えるだけでここまで変わるものかと驚いた。
黒だと力強く見える42mmのサイズはよりよく腕に収まるし、全体が軽やかに見えるためさまざまなスタイリングに合わせやすい。人とかぶらない名作を求める大人にピッタリだ。個人的には、ホワイトをベースにインダイヤルが3つとも黒に塗られた、通称“パンダ”と呼ばれる限定モデルもいずれ復刻されたら嬉しいが、この潔いホワイトダイヤルをインラインで買えることは幸せでしかない。
オメガ TEL:0570-000087
編集
西坂和浩
クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。
Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takeshi Toyoshima
Composition: Ai Hogami
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