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Loro Pianaのカシミヤタートルネックニット
2024.10.12
最終更新日:2024.10.12

Loro Pianaのカシミヤタートルネックニット

編集主任 中野

ローゲージに20年ぶりに恋をした

ニット¥469,700/ロロ・ピアーナ

生まれも育ちも山に囲まれた雪国ゆえに、高校生までは冬の定番はローゲージニットだった。上京してからは、あの独特な手編みっぽい温もりが都市では浮いて見え、僕のニットワードローブはハイゲージ、いってもミドルゲージと、どんどん薄くなっていった。ここ数年は黒のハイゲージタートルネックニット一択だが、ロロ・ピアーナのミックスニットを見て、高校時代以来の“ローゲージ愛”が芽生えてしまった。

そしてノスタルジックな感慨とともに手を触れると、「あれ? ガサガサしない! むしろフワフワ。ローゲージニットなのに!?」とわずかに混乱。すかさず内側のタグを見ると、やっぱりカシミヤ。着てみると、ローゲージと同義語のもっさりシルエットではなく、すごくスッキリとした見た目。何ならスラックスにタックインもいける。そして目を凝らすとナイトブルーと白っぽいヌガーのミックス編地。暑くても着ます。

Loro Pianaのカシミヤタートルネの画像_2
Loro Pianaのカシミヤタートルネの画像_3
ブランドの代名詞であるカシミヤをリッチに編み込んだローゲージミックスニット。わずかにナイロンが混紡されているため、適度な光沢が生まれ肌当たりがより滑らかに。インディゴデニムとのカラー相性は抜群。ニット¥469,700/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)

ロロ・ピアーナ ジャパン TEL:03-5579-5182

中野健吾プロフィール画像
編集主任
中野健吾

ファッション担当。映画と韓流ドラマが好き。甘いものと炭水化物が大好きで、運動は嫌い。にも関わらず30歳半ばを過ぎても中学時代と体重が変わらない代謝の良さが自慢。ワードローブは、白、黒、ベージュ。

Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takeshi Toyoshima
Composition: Ai Hogami

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