快適な履き心地と洗練されたデザインで着こなしを格上げしてくれるニューバランスのスニーカーは鉄板中の鉄板アイテム。だが、周りと差をつけたいならスペシャルなモデルを選ぶべし。ここでご紹介する4モデルなら足元が際立つコーディネイトを構築できるはずだ。
01:New Balance × eYe JUNYA WATANABE MAN|Rainier
1982年に登場した軽量ハイキングブーツがベース
本モデルのベースとなったのは、熟練の登山家ロー・ウィッタカーの提案をもとに1982年に登場した軽量ハイキングブーツ「レーニア」。「ニューバランスのテニスシューズの底に凹凸を加えてはどうか」という彼のアイデアから、グリップに優れたVibram社製アウトソールを搭載。軽くて耐久性のある、ニューバランス初の編み上げ式のハイキングブーツが完成した。ちなみに「レーニア」を履いたウィッタカーはその後、初のアメリカ隊を率いてエベレスト山北壁登頂に成功している。
今回は、高い機能性はそのまま、アッパーにプレミアムなヌバックとコーデュラナイロンを使用。洗練されたベージュのワントーンに仕上げた一足は、ヒールにeYeのロゴを型押しして後ろ姿まで抜かりなし。両ブランドのロゴを配したソックライナーがコラボレーションの証だ。
02:New Balance|327
エクスクルーシブなベージュカラー
1970年代のニューバランス(New Balance)のランニングシューズ「320」「355」「SuperComp」からインスピレーションを受けて誕生したモデル「327」。レトロなフォルムにビッグなNロゴを外側だけに配した印象的な一足は、老若男女問わず人気を博している。
そんなモデルのスペシャルなカラーが「ビーミング by ビームス」のエクスクルーシブとして登場。落ち着いたカラーリングで、どんなスタイルにもすんなり馴染むベージュだ。
03:AURALEE × New Balance|RC30
レトロスポーティな「RC30」をベースにアレンジ
AURALEE(オーラリー)とNew Balance(ニューバランス)による大好評コラボレーション最新作は、アーカイブに着想したレトロスポーティな「RC30」をベースにアレンジ。 インラインモデルではナイロンアッパーを採用する「RC30」は、1960年に登場の「トラックスター」から引用した曲線的な波型のリップソールが特徴。レトロな表情を演出しつつ、人気の「XC-72」や「327」を彷彿とさせる斬新なシルエットでモダンに仕上げている。
今回は、「RC30」の特徴的なシルエットはそのまま、アッパーに上質なヘアリースエードを採用。両ブランドによるコラボの代名詞ともいえる、ミニマルなワントーンで仕上げた2カラーは、グリーンには1種類、ベージュには3種類のオプションシューレースを付属する。カジュアルスタイルはもちろん、リラックスしたテーラードスタイルにも軽やかにコーディネートできるクリーンで洗練された一足で足元に新しい色を挿し、ワードローブをアップデートしよう。
04:Action Bronson × New Balance|Made in USA 990v6
レトロスポーティな「RC30」をベースにアレンジ
新たに登場した「Action Bronson × New Balance Made in USA 990v6」は、ラッパー・シェフ・俳優・アスリート・ボディボーダーとして活躍するアクション ブロンソンとのコラボモデル。オンロード用のランニングシューズとして1982年に誕生して以来、14代にわたって進化を続けてきた990番台の最新モデルである「990v6」をベースに開発された。
何より目を引くのが、そのカラーリング。「私たち人間をかたち作るすべてのものを表現したかった」とアクション ブロンソンが語るように、様々な意味合いを色使いに込めている。ソール部分には海のブルー、その上には電気を通す銅、空にある電気である雷を表すネオングリーン、そしてブランドを象徴するカラーであり惑星を思い起こさせるグレー。これらをバランスよく配置することで、カラフルながらも統一感を感じさせるデザインに仕上げている。
シュータンやインソール部分には、アクション ブロンソンの別名である「Baklava」の文字を配するなど他にも見どころ満載。 春先はもちろん、着こなしのアクセントとして幅広いシーズンで活躍してくれるはずだ。