この秋冬もコラボスニーカーが大豊作。スタイリッシュなデザインのレアな1足で周りと差をつけよう。
01:アシックス×ウィンダンシー
秋冬の着こなしにもスポーティな雰囲気と爽やかさを演出したいなら、足元にはやはりスニーカーを合わせるべき。ウィンダンシーとアシックスのコラボスニーカー「ASICS × WIND AND SEA GEL-NIMBUS 9」なら、大人っぽい印象を加えることもできる。
本モデルのベースとなったのは、アシックスの⼈気ランニングシューズ「GEL-NIMBUS 9(ゲル-ニンバス 9)」。近未来的な雰囲気をそのまま生かしつつ、ウィンダンシーのブランドカラーであるブルーを配色に取り入れたタイプとクリーンなホワイトの2型をラインナップした。
ヒール部分には、SEAロゴをさりげなく配置。シルバーで表現したお馴染みのアシックスストライプとクッション性を高めるためのGELがテックな雰囲気を高めているのもポイントだ。2型とも落ち着きのあるカラーリングなので、大人の着こなしにも自然に馴染んでくれるはずだ。
02:ゼニア×MRBAILEY®
「トリプルステッチ™スニーカー」は、ゼニアのランウェイでも様々なルックの足元を飾り、もはやアイコンにもなっているスニーカー。ゼニアを象徴する3つの十字のステッチをイメージした伸縮性に優れるクロス状のゴムをアッパーにあしらっており、スムーズな脱ぎ履きと快適なフィット感を生み出しているのが特徴だ。
今回の新作では、初となるコラボレーションが実現。MRBAILEY®の名で知られるロンドンを拠点とするフットウェアデザイナー、ダニエル・ベイリー氏とタッグを組んで斬新なスニーカーを生み出した。
特徴的なのはアッパーのデザイン。手触りの良いスエードとレザーを組み合わせて作られており、日本の伝統的な木材保存方法である焼杉に着想を得た炭焼き風の仕上げをほどこすことで味わい深く立体的な表情を作り出している。また、手作業で取り付けられたラップアラウンド型ミッドソールと取り外し可能なインソールが抜群の履き心地を実現。さらに、メッシュのライニングとトグル式のシューレースがほのかにアウトドアテイストを漂わせる。
カラーは、ブラック、ホワイト、グレーに加え、ゼニアを代表するカラーであるビキューナを展開。どれもワントーンの落ち着いた色味で、大人の足元にふさわしい品格を醸し出す。見るからに只者ではない雰囲気を醸し出すこのスニーカー。他人と差をつけたい人にとって強力な武器になるに違いない。
03:エムエム6 メゾン マルジェラ×サロモン
型破りでありながらカジュアルなデザイン理念を映し出す「MM6 Maison Margiela(エムエム6 メゾン マルジェラ)」と、フランスのアウトドアスポーツブランドである「SALOMON(サロモン)」との初コラボ。デザインベースは、その後の「サロモン」がトレイルランやトレッキング分野へ躍進する分水嶺となった2006年発売のアウトドアシューズ「SPEEDCROSS(スピードクロス)」。所有する大人男子も多いはずだ。
進化し続けるデザインへの相互理解のもと、「スピードクロス」の象徴的なシルエットと機能性が「エムエム6」独自のレンズを通してマッシュアップし、2型の斬新なスニーカーに生まれ変わった。
虹のような美麗カラーミルフィーユが印象的な「MM6 Maison Margiela x Salomon Cross Low(エムエム6 メゾン マルジェラ x サロモン クロスロー)」は、袋状のアッパーがユニークなスリッポンデザイン。マルチカラーの「カーキ×グラスグリーン」のほか、「ブラック×ホワイト」「レッド×ピンク」の3色展開。
注目はなんと言っても、アッパーと融合したリップストップゲイターだ。服飾用語としてのGaiter(ゲートル/ゲーター)とは、主に足首や首元をカバーして隙間からの冷気や氷雪の侵入を防ぐ筒状の布のこと。まるで雪国特有のオーバーシューズカバーが融合したかのようなデザインだが、40歳男子ならば、90年代にビンディング・スキー板・スキーブーツの分野で世界的シェアを占めていた「サロモン」のウィンターイメージがフラッシュバックするだろう。