スニーカーフリークのUOMOエディターたちは、日々、新たな逸品を探し求めている。最近はどんなスニーカーを手に入れて愛用しているのか? ここで一挙にご紹介しよう。
01:JJJJound×New Balanceの990V4
毎回「JJJJound」を検索するたびに「J」が何個出てくるのかわからなくて適当に打ってたけど、4つが正解なんですね。はじめてちゃんと覚えた。リリースされるたびに名作と話題になるJJJJoundのシューズですが、なかでも毎回人気のNew Balanceコラボ。しかもダークネイビー×ブラックだけのカラーウェイと聞き、息せき切って購入。
プラスティックのパーツ等々もすべてブラックアウトされているのがいちいち渋い。通常の平紐とは別に反射材が編み込まれた丸紐も付属し、メタルのシューレースロックまで付いてくる。こういうテクニカルなあしらいがあると、履きなれた990 も新しい気持ちで向き合える。玄関でもたもたしないのが本当に便利。他のシューズもこのスタンスでシューレースロックにチェンジしてもいいかなって思います。
紺×黒の配色からしてコモリのパンツに似合うかなと思っていたが、意外と「O-」のブラックデニムとも相性が良くて、コンスタントに履いています。
WEB UOMO編集長 山崎
02:SalomonのS/LAB PHANTASM
たまに編集部のある6階まで階段で上がりますが、最近著しく息切れするように。やはり筋トレ=無酸素運動ばかりではいけない、と毎年のように思っているのですが、やっと近所を走ろうと決意しました。
ランニングシューズももちろん持ってはいますが、何かしら新調して気持ちを高めたいタイプなもので、ずっと気になっていたサロモンのシューズを購入。走ることに特化した一足らしいですが、難しいことはランナーの方にお任せして…やっぱりサロモン、見た目がいい! 全面を覆うメッシュに細部までブラックで統一されたストイックさ。ボリュームのあるランニングシューズが多いなか、スマートなフォルムでなんだか速く走れそうな気がする。実際走ってみましたが、見た目がいいから気分もマジで乗る。
ちなみにロードレーシングシューズというカテゴリーの一足ですが、僕には完全にオーバースペック。いずれちょうどよくなるように頑張って走ります。
UOMO編集 鶴田
03:ARC’TERYXのKONSEAL FL2
定期的に立ち寄る神保町の石井スポーツ。なにを探しに行くわけでもないけれど、行くとなにかしらあって面白い。このシューズを買った日も、別に探していたわけじゃないけど、見に行ったらテンションが上がって即購入。
アークテリクスの“コンシール”はアプローチシューズと呼ばれ、登山やクライミングの現場に向かうまでに履くもの。アッパーにゴアテックス、ソールにはヴィブラムのメガグリップを採用しているから、雨は通さないし、濡れた路面も滑りにくい。ソールは長距離を歩いてもなかなか減りにくく、散歩ラバーにも嬉しい仕様です。
つま先まで伸びたシューレースにより、フィット感は抜群! 足とシューズの間に“あそび”を感じさせないんです。オールブラックだから合わせる服も選ばないし、これも履き潰したらまた買おうと思う。けど、ありがたいことにソールがなかなか減らない!
UOMO編集 鶴田
04:HI-TECのEASTEND WP
深夜、家で靴のラインナップをぼーっと眺めていて、雨の日に履ける気軽なスニーカーがないことに気がつきました。そうなるといても立ってもいられず、目の前のやるべきことをすべて投げ捨てて、ポチリサーチをスタート。
いつものショッピング思考で「オールブラック」「ゴアテックス」と検索をかけるところだったのですが、深夜のテンションだったからか、それじゃつまらないと思い、もう少し遊びのあるものを探すことに。
そしてたどり着いたのが、前々から気になっていたイギリス発のアウトドアライフスタイルブランド・ハイテックのEASTEND WPです。レトロなムードと今っぽいボリュームのバランスがおもしろいし、アウトドアライクなのに都会的にも見える配色が絶妙。
履いてみると、見た目とは裏腹にめちゃくちゃ軽くて歩きやすい! そしてソールも滑りにくくて快適! 高グレードの透湿防水メンブレンを採用した「DRI-HI STORM」を採用していて、肝心な防水性もバッチリでした。しかも驚きの8,000円台。陰の実力者みたいなスタンスも気に入っています。どうでもいいけど、思えばマンガやアニメでもそういうキャラを推しがちです。
UOMO編集 楊井
05:MIZUNOのWAVE PROPHECY X for Graphpaper
基本、スニーカーは白かネイビーばかりでいつもは黒を選ばないのですが、ミズノとグラフペーパーのコラボだけは特別。ミズノのハイテクランニングシューズ「MIZUNO WAVE PROPHECY X」をベースにしたこちらは、モダニズム建築家のマルセル・ブロイヤーをシーズンテーマに掲げたグラフペーパーの2021年秋冬コレクションのひとつ。
ブロイヤーの名作椅子「ワシリーチェア」を思わせる黒とシルバーの配色、樹脂パーツをシルバーに輝かせて金属のように表現したアウトソールと、まるでアートピースのような仕上がりに惚れ惚れしてしまいました。
プロダクトとしてディスプレイしても絵になる美しさですが、さらに驚くのはその履き心地の良さ。劣化せず半永久的に履き続けられるスポンジ材非採用ミッドソールの機能性は想像以上。飾っても履いても満足度200%のスニーカーです。
WEBUOMO副編集長 薬師神