2022.08.07

【完全受注生産】これは欲しい。伝統的バルカナイズド製法で作られる極上の日本製スニーカー

岡山県の製靴工場が、ファクトリーブランド「hide base project(ハイドベースプロジェクト)」を立ち上げた。スニーカーを受注生産するという画期的なブランドとなっている。

【完全受注生産】これは欲しい。伝統的バルの画像_1
【完全受注生産】これは欲しい。伝統的バルの画像_2

受注生産される大人可愛いスニーカー

年を経てくると隙なく完璧に装うのではなく、どこか愛嬌や抜け感のある着こなしが似合ってくるもの。岡山県倉敷市児島にある製靴工場が手がけるファクトリーブランド、ハイドベースプロジェクトのスニーカーは素朴で丸っこく、そんな足元を演出するのに最適なアイテムだ。しかも、スニーカーなのに受注生産というのだから驚きだ。



ブランド名のハイドベースは「隠れ家」を意味しており、職人たちが集まり、自由気ままにものづくりに励む場所を目指したいという想いが込められている。また、日本の技術と製法にもう一度フォーカスして次の世代に継承していくこともブランドの使命としている。そんなハイドベースプロジェクトが手がけるスニーカーは、伝統的なバルカナイズド製法で作られている。通常、この製法で効率的に生産するには大規模な設備が必要となるが、ハイドベースプロジェクトは他の工場と協力し、少量の受注生産に対応できる生産体制を作り上げた。少量生産となると、大量生産の際には問題となる個体差が生まれてくるが、ブランドではあえてそれを個性として捉えているという。



【完全受注生産】これは欲しい。伝統的バルの画像_3
そんな独自の生産体制で生み出されたスニーカーは「Origin-Hi」と「Origin-Lo」の2モデル。1900年代初頭にラバータイプのスニーカーが出始めた時のアメリカの古き良き時代を思わせるような存在感が魅力で、どちらもどこか懐かしさを感じさせる。アッパーには染色された素上げ仕上げに、ソフトで肉厚なタンニン鞣しの革を採用。素材の良さを十分に味わうことができる。また、インソールには快適な足あたりと吸湿性を生み出すコルクのカップインソール、アウトソールには耐滑性能に優れた「ハイパーV」を採用しており、履き心地も抜群だ。


【完全受注生産】これは欲しい。伝統的バルの画像_4
受注生産ゆえ、周りとかぶる心配もない。hide base projectブランドサイトからオンラインオーダーが可能なので、ぜひチェックしてみてほしい。


【完全受注生産】これは欲しい。伝統的バルの画像_5
Origin-Hi 価格:¥19,800 サイズ:225-230/235-240/245-250/255-260/265-270/275-280 カラー:マスタード/カーキ/ブルー/ブラック/レッド/ベージュ/ホワイト

【完全受注生産】これは欲しい。伝統的バルの画像_6
Origin-Lo 価格:¥18,700 サイズ:225-230/235-240/245-250/255-260/265-270/275-280 カラー:レッド/ブラック/ホワイト/ベージュ/マスタード/ブルー/カーキ




hide base project ブランドサイト
https://hidebaseproject.com/


Text:Tetsu Takasuka

RECOMMENDED