今回は春の着こなしに似合う極上の白スニーカーをピックアップ。東京スニーカー氏のお墨付きゆえ、持っておいて損はなし!
01:Reebok×BEAUTY&YOUTH | CLUB-C LTR
「リーボックはロゴのフォントが初期のアップル社と同じということを数年前に知って、以前よりも愛着を感じるようになりました。中でもクラブシーは、休日靴として愛用しているモデル。レザーがやわらかくて足入れがよいのも、つい選んでしまう理由です。シンプルなクラブシーは別注やコラボだとつい盛られがちなんですが、ビューティ&ユースはその逆で、いろいろな要素を削っているところに惹かれました。OGよりもさらに大人っぽく履けそう」(小澤)
人気のクラブシーのオリジナルデザインはそのまま、アッパーを上質なレザーにして、全体をモノトーンで仕上げた別注。ホワイトをベースに、ヒールパートにはチャコールグレー、ロゴや国旗はモノトーンで統一して、洗練された上品なスニーカーに。
02:K・SWISS|CLASSIC 88 VTG
「1980年代後期にブレイクしたクラシック88をヴィンテージ仕様にした新作です。グリーン、ネイビーのストライプを見てレトロなアメリカントラッドの雰囲気を感じました。この春のトレンドのひとつがプレッピー。テニスシューズはプレッピースタイル向きではありますが、このラルフローレン的な配色は得難いですよね。ヴィンテージ調のマットなレザーにも落ち着きがあって、選択肢のひとつに加えたいと思いました」(小澤)
アッパーの5ストライプスでおなじみ、登山靴からヒントを得たスリー・ピース・トウやDリングがアイコニックなケー・スイスのクラシックシリーズ。経年変化を表現したオフホワイトのアッパーやラバーアウトソールも今っぽい。クッション性・通気性・耐久性に優れた“Ortholite”インソールのコンフォートな履き心地も魅力。
03:Mizuno|WAVE RIDER 10
「スエード、メッシュ、パテントレザーと素材のレイヤーはもちろん、デザインも複雑なウエーブライダー10はつい見入ってしまうスニーカーのひとつ。2000年代のハイテクな面影を残しながら、トーナルカラーでモダンに仕上げるという復刻モデルも、いよいよ登場してきました。このオフホワイトに近いベージュは、真っ白が苦手というUOMO世代にとって鉄板で、ミズノのこのシリーズは“あえて”なおしゃれ感も盛れる気がします」(小澤)
1997年にスタートしたミズノのハイテクスニーカーシリーズ、ウエーブライダーの10代目。2006年に発売されたオリジナルのディテールを忠実に再現し、モダンなカラーリング&プレミアムな素材のコンビネーションでコーディネートしやすい大人の一足に。