2021.11.19

上品に履けるゴアテックスはマストバイ! 達人が選ぶ、大人の「黒スニーカー」3選

今やオンオフ問わず、おしゃれな大人のワードローブに欠かせないスニーカー。本誌『東京スニーカー氏』の連載でもおなじみの小澤匡行さんが、毎日発売される数多の中から今大人が選ぶべきモデルを厳選。今回は、一足あればヘビロテ間違いなしの「黒スニーカー」にフォーカス。上品に履けるゴアテックス仕様からトレーニング効果のあるシューズまで、必見。

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01:MIZUNO FOR MARGARET HOWELL|HIKING SHOES

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スニーカー ¥26,400/ミズノ フォー マーガレット・ハウエル(マーガレット・ハウエル)

抜群のセンスを感じるゴアテックスシューズ

「毎回楽しみにしているマーガレット・ハウエルとミズノのコラボ。今回も非常にセンスよく仕上がっています。ハウエルの服が持つやさしさや品格を、これだけハイテクなシューズで同じように感じることができるのはさすが。ミズノのロゴが入っていても、スポーティに見えないんですよね。ゴアテックスのスニーカーも当たり前になりましたが、今作は抜きん出ているかと。軽量だしソールにグリップ力もあるから、雨の日の通勤で履いていたら、確実にセンスがよく見えます」(小澤)


2017年秋からスタートした定例コラボの新作は、防水機能を備えたミズノのWAVE GAZELLEをベースにしたハイキングシューズ。ラバープリントでメッシュの分量を少なくし、ブラックのワントーンでミニマムなルックスに。クッション性と安定性を両立する「ミズノウエーブ」ソールで、ひざや腰にやさしいのも魅力。


02:CONVERSE SKATEBOARDING|PRORIDE SK OX +

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スニーカー ¥13,200/コンバース スケートボーディング(コンバースインフォメーションセンター)

玄人感のあるスエード×ガムソールが好印象

「スケートシューズが注目される中で、評価が上がっているのがコンバース スケートボーディング。スエードのワントーンのようなありそうでないデザインをラインナップしているし、2000年代にストリートでブレイクしたガムソールのコンビネーションも玄人感があって好印象です。ダボダボしたスケーターファッションをしなくても、大人が履けるムードがあっていいところをついているなと感心しています」(小澤)


アーカイブのバッシュをスケート仕様に。グリップ力のあるラバーアウトソールのまわりをガムカラーでアレンジ。ホールド感を向上させるためのグリップライナーや内部にネオプレン素材を配するなど、履き心地も快適だ。シェブロン&スターのレトロなルックスが、アメカジムードを添えたいときにも活躍。



03:PATRICK|MBT-LAKE

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スニーカー ¥22,000/パトリック(カメイ・プロアクト)

筋肉のバランスが整うMBTソールを今こそ

「姿勢が改善されるというMBTが履きたくなって調べたところ、意外にもパトリックがコラボをしていました。10年くらい前に流行ったときはMBTを履くことがファッションでしたが、今は切実に体のことを考えて履きたいと思っています。サボタイプでも黒スエードなら冬のアウターにも合うし、日常的に履けそう。仕事柄、月に何足ものスニーカーを履かなければならないのですが、MBTの効果を実感できるまで、履いてみたいと思います」


1996年にスイスで誕生したシューズブランド、MBTとのコラボ第4弾。特許を取得したカーブソールが、砂浜など自然の地面を歩くようなバランス感覚に働きかけ、歩行に必要な体幹が鍛えられるという機能スニーカー。ステアベロアのアッパーはベルクロストラップで、フィット感を調整できる。


小澤匡行プロフィール画像
小澤匡行
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。スニーカー好きが高じて『東京スニーカー史』(立東舎)、『1995年のエア マックス』(中公新書ラクレ)を上梓。靴のサイズは28.5㎝。


カメイ・プロアクト TEL:03-6450-1515
コンバースインフォメーションセンター TEL:0120-819-217
マーガレット・ハウエル TEL:03-5467-7864

Photos:Yuichi Sugita
Stylist:Masayuki Ozawa
Composition&Text:Hisami Kotakemori
Illustration:Yoshifumi Takeda

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