今やオンオフ問わず、おしゃれな大人のワードローブに欠かせないスニーカー。本誌『東京スニーカー氏』の連載でもおなじみの小澤匡行さんが、毎日発売される数多の中から今大人が選ぶべきモデルを厳選。
01:NIKE|AIR HUARACHE
今年30周年の名品にモノトーン配色が登場
「エア ハラチは僕がはじめて買ったナイキのシューズで、お気に入りモデルのひとつ。1991年の誕生から30年周年ということで、今年はいろいろな配色が出ています。オリジナルカラーはスポーティすぎるから大人が履くならモノトーン。最近発売された白×黒はすごくいいカラーだと思います。シャカシャカ素材の服にはハラチのようなスニーカーが似合います」(小澤)
ネオプレン風素材のブーティ構造にメキシコの伝統的サンダルの機能性を融合させたハラチフィットシステム。発売されるや大人気を博し、ナイキを代表するテクノロジーとなった。現行のモデルはデザインは当時のまま、素材をアップデートして快適性が向上している。
02:SNS×ASICS|SportStyle NOVABLAST™
ファッションと兼用できるランニングシューズ
「去年はよく走っていたので、ノヴァブラストが発売されてすぐランシューとして使っていたところ、アフィックス ワークスが別注をかけたりして、タウンユースの可能性もあるなと思いました。このSNS別注のヌーディカラーはファッション的にもいいし、このまま走ってもいい。両方いけるスニーカーをいつも探しているので、こういうアプローチはいいと思います」(小澤)
スウェーデン発のスニーカーセレクトショップ、SNSとのコラボモデル。通気性に優れたモノフィラメントメッシュ、反発性を発揮するフライトフォーム ブラストミッドソールで、デイリーランニングシューズにも最適。シックなピンク色、コージーピンクのワントーンがモダンな一足。
03:adidas|Originals ZX 420
色使いのいいモデルが見つかるアディダス
「ローテクってオリジナルカラーばかりがすぐに欲しくなるという感覚が90年代からあります。でもアディダスに限っては探すと色使いのいい新作が多くてこのZX 420もそんなひとつ。上品で大人っぽいベージュやスエードの質感がオーバーレイ部分は違っていたりして、高級感もあります。どこかのブランドの別注と言われたらそんな気がするでしょう? ピュアにいいと思えます」(小澤)
80年代を代表するアディダスのランニングシューズ、ZXシリーズ。1988年に登場したZX420をベースのデザインはそのまま、ディテールを現代的にアレンジした新作。凹凸のあるぺブル加工のシュータンやブルーのロゴプリント、メタリックゴールドの箔押しがほどよいアクセントに。
おしゃれな大人のための「スニーカー」をさらにチェック!
スニーカーズエンスタッフ トーキョー TEL:03-6868-8801
ナイキ カスタマーサービス TEL:0120-6453-77
Stylist:Masayuki Ozawa
Composition&Text:Hisami Kotakemori
Illustration:Yoshifumi Takeda