今年2月に発売されたメゾン マルジェラとリーボックのコラボスニーカーにハイカットモデルが登場。アイコニックなデザインであるTabi(タビ)とスポーツスニーカーが融合したクラシックレザー・タビ・ハイが、6月18日(金)に発売される。
“タビ”の骨組みなハイカット!
辣腕デザイナーのジョン・ガリアーノが手掛ける「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」とスポーツブランドの「Reebok(リーボック)」とのコラボ。今年2月に続く新モデルが早くも登場した。
「Classic Leather Tabi High(クラシックレザー・タビ・ハイ)」スニーカーが6月18日(金)に発売される。「クラシックレザー・タビ」はすでに2月に発売されているが、今回発売されるモデルはそのハイカットバージョンだ。
コラボ最新作となる「クラシックレザー・タビ・ハイ」スニーカーは、「リーボック」のアイコンスニーカーである「クラシックレザー」のハイカットをベースに、ブランド黎明期である1988年に披露された斬新な「Tabi(タビ)」シューズの“スプリットトゥ”デザインを採用。
特筆すべきデザインとして、「メゾン マルジェラ」でクリエイティブ・ディレクターを務めるジョン・ガリアーノによって提起されたカットテクニックである「Décortique(ディコルティケ=殻をむく)」が挙げられる。
服飾の基盤となる本質的なエッセンスを明らかにし、「メゾン マルジェラ」のデザインフィロソフィーである信頼性・匿名性・再構築を具現化するものだ。
この手法によって、スニーカーのアッパーがパネル状にカットされ、まるで骨組みのケージ(鳥かご)のようにライニングのファブリックが露出。足首をホールドするアンクルストラップにグラディエーターサンダルのイメージが付随する、異様な造形美に仕上がっている。
結果的に、今年2月に発売された同じ「クラシックレザー」をベースにしたローカットよりも、より、“マルジェラ”らしいデザインインパクトを放つに至った本コラボ。
カラーはブラックレザー、ホワイトレザー、レッドレザーに加えて、ブラックレザーに手作業でホワイトペイントを施したビアンケット(Bianchetto)の4色展開だ。
ビアンケット(白粉・おしろい・修正液)とは、履き込むほどにペイントがはがれていく経年変化を意図したシグネチャーデザインの一つ。本コラボの中では、“デコルティケ×ビアンケット”が最も別の地平に到達できそう。
コーディネートをスタイリッシュに締めるコンセプチュアルな大人スニーカーを、ぜひ体感しよう。
メゾン マルジェラの「Tabi(タビ)」をもっと知りたい!