大人の足元を飾るのにふさわしいスニーカーNO.1の誉れ高いニューバランス。ブランドのプレミアムモデルとして、オリジナルから現行品まで基本的にメイド・イン・USA&UKを貫く1000&2000番台をクローズアップ。アーカイブをおさらいするとともに買える1000番台をお届け!
まずは1000&2000番台の発売順番をおさらい
1000番台の初代モデルは1985年に発売された1300。1足100ドルで世間の常識を超えたスニーカー、990の衝撃を上回る130ドルで発売されるが、セレブやエリートに受け入れられ大ヒット。アメリカではニューバランス=ステータスアイテムというイメージを、富裕層に定着させる礎となった。
900番台を上回る高級素材や最先端の技術を投入することはもちろん、メイド・イン・USAを貫き、職人がつくるスニーカーを追求。以後、フラッグシップモデルとして君臨する。21世紀に入ると1000シリーズは2000番台に品番を改め現在に至っているが、こちらも一部、数字順に発売されていないモデルが存在する。正しい発売順と年代は下記の通り。
1300(1985年)→1500(1989年)→1400(1994年)→1600(1994年)→1700(1999年)→2000(2001年)→2001(2003年)→1450(2005年)→2002(2010年)→2040(2012年)→2040v2(2013年)→2040v3(2016年)
900番台ほどの混乱はないものの、順番が前後するモデルがありその理由も興味深いので、そちらは個別の解説にて。現在までに12モデルが発売されているが、ハイエンドラインということで価格帯も900番台より上。2016年に発売された2040v3は定価(税抜価格)が4万円だった。
実際の発売順にアーカイブ画像とそのモデルの特徴を紹介しよう。
M1300 [1985年]
ラルフ・ローレン愛用シューズとしても有名
M1500[1989年]
初代小Nロゴを採用したモダンなルックス
M1400 [1994年]
幻モデルを日本支社がサポートして製品化
M1600 [1994年]
アブゾーブを1000番台で初搭載
M1700 [1999年]
ビジブルアブゾーブでさらにハイテク化
M2000 [2001年]
エナジー初搭載の21世紀第1号モデル
M2001 [2003年]
ルックスはほぼ同じで機能をアップデート
M1450 [2005年]
レトロ顔で高機能なオールスエードモデル
MR2002 [2010年]
“スーパーチーム33”が手がけた話題作
M2040 [2012年]
大Nロゴ&天然革で最上位モデル感を
M2040v2 [2014年]
ホーウィン社のヌバックレザーで革靴風に
M2040v3[2016年]
USA国旗の刻印を入れて110周年に登場
今買える「1000番台」はこちら!
1300シリーズ 900番台の996と同様にメイド・イン・USA の定番プレミアムモデルとして展開される。レトロクラシックな表情はそのまま。配色や素材などバリエーションが豊富。
オリジナルモデルのカラーを踏襲した「M1300」
オリジナルカラーをピッグスキンスエードとメッシュアッパーで展開。ソールユニットにはエンキャップとシーキャップが採用されている。コーディネートにクラス感を添えてくれる間違いのない1足。
NBファンに支持されるネイビーの「M1300」
前出のモデルと同じ仕様のネイビーカラー。ニューバランスにおいてグレーに勝るとも劣らない人気色は、着こなしに正統派の空気をまとわせてくれる。
アメカジ感あふれる配色が魅力の「M1300」
初代モデルのソールユニットをアップデートした派生モデル。ブルーアッパーにイエローロゴという80年代感満点の配色。カレッジカラーを彷彿とさせる色でもあり、アメカジ好きは必携。
マルチなチェック使いが案外“らしい”「M1300」
今年発売された限定コレクション“プレイドパック”の1300。マルチカラーのピッグスキンスエードにテキスタイルのクレイジーチェックアッパーでニュートラッドなムードに。クラシックなコーディネートの足もとにおすすめ。
NB定番色を展開する “クラシックパック”の「M1500」
一体成型ミッドソールと刺繍Nロゴが特徴の1500を、英国ならではの上質なピッグスキンスエードで展開。黄みがかったグレーとダークネイビーは、どんなコーディネートにも合わせやすい万能カラー。
ワントーンのホワイトが新鮮な「M1500」
英国ならではの上質なレザーのオールホワイトアッパーにシルバーグレーの刺繍やロゴがニュアンスを添える。旬のワントーンの着こなしはもちろん、抜け感を入れたいときにも活躍。
モノトーンのグラデーションが新鮮な「M1500」
トーンの違うグレーに白、黒のあしらいで、モダンな雰囲気をまとった1500。上質なピッグスキンスエードでクラス感も両立。オールブラックや黒勝ちコーデの足もとに是非。