2020.11.25

【今大人が課金したいスニーカー4選】青春の一足を落ち着いた黒で「思い出に課金」

スニーカーはファッションでありながら、時に投資の対象にもなり、そして自分の過去を懐かしむためのツールにもなり得る。2000年前後のモデルが再びトレンドの渦中になった市場の中から、課金すべきスニーカーを選んでみた。

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小澤匡行 Masayuki Ozawa
連載「東京スニーカー氏」でお馴染み。今回集まった数十足は、最新鋭から“世代”なものまで幅広く、興味津々。果たして、どれに課金するのか…?

【今大人が課金したいスニーカー4選】青春の画像_1
【今大人が課金したいスニーカー4選】青春の画像_2

1江川芳文氏とのコラボレーション。¥16,000/エレッセ×オンブレニーニョ(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター) 

2’70年代から進化を繰り返すトレーニング用。¥11,000/プーマ(プーマ お客様サービス)

32003年モデルの復刻版。¥16,500/ナイキ スポーツウェア(NIKE カスタマーサービス)

4’80年代のレトロなテニスシューズ。¥12,000/リーボック(リーボック アディダスお客様窓口)


青春の一足は落ち着いた黒で

「思い出に課金」

 若い頃に履いていたスニーカーが忠実に復刻されると、エモい感情が揺れ動いてつい買ってしまいます。しかし当時はスポーツで履いていたり、現在とまるで異なるスタイルの足元だったモデルだと、今さらどう履けばよいかわからない。世の中に与えたインパクトが強いモデルほど、ファッションから距離が離れ、記念買いに走りがちです。でも40歳を過ぎて青春の一曲が心にしみるのと、思い出のスニーカーが欲しくなる感覚は似ている。ならばノスタルジーに実用性が加わった、落ち着いた黒を選ぶのが正解。思い出をスタイリッシュに補正してください。




Photos:Yoshio Kato 
Stylist:Takeshi Toyoshima 
Illustration:Yunosuke Yoshifumi Takeda
Text:Masayuki Ozawa

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