NIKE AIR MAX SNDR
中央のジップでシューレースを隠した、当時らしい未来形デザイン。リフレクターのパネルもY2Kのムード全開。復刻は「エア マックス サンダー」に改名。
チャコールグレーと蛍光色のコンビが’90sを感じさせるスポーツスタイル。ルーズソックスとまでいかなくても足元はボリューム感をつくりたい。
Y2K文脈のスニーカーで、スポーツスタイルを考える
ナイキの「エアサンダーマックス」は、1999年に発売されたクロストレーニングシューズ。当時、アメリカのスポーツショップにはこの手のハイテクモデルがたくさん並んでいて、僕にとってはすごくY2Kを感じさせるデザインでもある。だからか、6月に来日公演していたNewJeansが衣装でこれの復刻モデルをカラバリで着用していたのを見て、なるほどと思った。さすがにルーズソックスに合わせていた女子は25年前にはいなかったけど、時代感は合っているな、と一人で納得したのである。
とはいえ、記憶を遡れば「エアサンダーマックス」はけっしておしゃれとは言えないアメリカの典型的な白人学生がジムで履くシューズだ。そしてこの頃のナイキは奇抜なルックスに目を奪われるが、魅力は履き心地。今でも結構走れるシューズだと思う。蛍光のアッパーも、スポーティでいい。
僕は車に荷物をたくさん載せてジムに行くことが多く、そんなシーンを想定したグッズを自分で作ってみた。発売は10月頃を予定。出会ったことのない巨大サイズのキャンバストートは持ち物が多い人にオススメしたいです。