ニューバランスは文化系男子のユニフォームだ。マンネリ化しない履きかたを学ぼう。
ベーシックなスニーカーはどんな着こなしにも合わせやすい
1寺本 豊さん/49歳・会社代表
New Balanceの990V5
「スニーカーはベーシックなものが好き。ニューバランスは他モデルも試してきましたが、特に『990』がお気に入り。スタイリッシュな見た目が子どもっぽくみえず、どんな着こなしにも馴染んでくれます。夏は白Tを着ることが多いのですが、大事なのはタックインしてきちんと着ること。ソックスやカーディガンで色を取り入れ、遊び心のあるショーツスタイルにまとめました」。
「グレーのワントーンは、手持ちのアイテムと馴染みやすく、使い勝手がとても良い。ショーツにはミドルソックスを合わせるのがセオリーです。無地よりもラインが入っていると、足元がよりポップに映えますね」。
30代に入ってダッドなスニーカーに目覚めました
2川勝聖悟さん/31歳・フレディ&グロスター PR兼EC
New Balanceの998
「USA製の『997』と迷っていたのですが、『998』を履いている友人の足元を見てカッコいいな……と。グレーのワントーンですが、シルエットも相まって正直いなたさ満点。この年齢になって、はじめてダッドなスニーカーのよさに気づきました。つま先にかけてはややスリムな作りなので、太めのスラックスを合わせたときに大人っぽく仕上がります」。
「ボリュームのあるスニーカーに太いスラックスは相性抜群で、アッパーにかかる裾がきれい。ABZORBソールなので長時間歩いても疲れにくいし、Nロゴも小ぶりで主張が控えめなのも愛着が湧きます」。
“ピスタチオ”という名前にグッときた!
3潮海 翔さん/30歳・会社員
KITH×New Balanceの2002R
「スニーカーはニューバランス一択。柔らかな履き心地とスタイリッシュなデザインが、自分の好みにフィットします。このKITHコラボは、店舗に並んで購入しました。『ピスタチオ』という色名がかわいくて、清涼感もあって夏にぴったり。白シャツにカーゴパンツを合わせて、スポーティに寄りすぎないよう意識しました」。
「2002Rのアッパーはメッシュを組み合わせていることが多いですが、KITHコラボはすべてヌバックにしているところが大人っぽい。人気のモデルだからこそ、素材で人と被りにくいものを選びたいですね」。
レアな992に合わせた淡いスタイリング
4福田洋平さん/38歳・ウェブ関係
Levi’s®×New Balanceの992
「ベーシックなスニーカーが大好きで、家に100足ほど持っています(笑)。どれも履いていますが、中にはレアなものも。この992は抽選で当たったリーバイスとのコラボ。ストリートな格好が好きですが、淡い色味で合わせるなど爽やかに心がけています。パープルのTシャツはスポーティ&リッチ、バケットハットはステューシーです」。
本来メッシュを採用する部分にはデニム地が張られている。一見そうとは見えないところがセンスのよさ。タブはNマークにつく。「靴とパンツは色味を合わせることが多いですね。白パンは色っぽくはきたくないので、このルーズな感じが気に入っています」
ファーストNBがもっとも重宝する一足に!
5新井崇士さん/35歳・会社員
New Balanceの2002R
「ニューバランスは履いたことがなかったのですが、柔らかな履き心地に興味があって、復刻された2002Rを買いました。グレー×黒の配色は合わせる服を選ばないのが嬉しいです。2002Rは比較的小ぶりな印象ですが、それでもショーツと合わせると足元がボリューミーに見えるので、大ぶりなFC/EのボーダーTを合わせてみました」。
年中愛用していて、夏はフェスにも履いていくという新井さん。「チューブソックスは最近の気分。以前はソックスを見せたくなかったのですが、逆にニューバランスは見せたほうが子供っぽさも払拭されてよいなと思うようになりました」。
Text:Kohei Horikomi Mayu Yamamoto