今夏はアディダスの復刻スニーカーが人気！ サンバにガゼル……レトロスポーティな名作を、大人はどう履きこなす？
赤いシューズは夏に一役買ってくれます
1加藤 秀さん／30歳・美容師
adidas Originals × Wales Bonner SL72
「足の形にもっともフィットするのがアディダスで、特にウェールズ・ボナーとコラボしたものはお気に入り。子どもが履く運動靴のようなレトロなデザインと華奢な見た目に惹かれました。夏はアイテム数が少なく一辺倒になりがち。スニーカーをメインにつなぎとボーダーTでポップにまとめました」。
「細身の靴に太いパンツはスニーカーにかかる裾のシルエットがきれいで、上品にみえます。手持ちの靴は黒が多く、自分の中でチャレンジングな色でしたが、夏の着こなしのアクセントになるので買って良かったです！」。
サッカー少年の頃に履いた一足を再び
2福田洋平さん／38歳・ウェブ関係
adidas OriginalsのSAMBA VEGAN
「少年時代からサッカーを続けているので、サンバはとても馴染み深い。復刻してからも、この白をはじめ、黒、白×緑とすでに3足買っています。夏はショーツと合わせて軽やかさを出すのが気分。全体をルーズにして、レトロなスポーティさを感じさせない装いにしてみました。ちなみにTシャツはリーバイス®のエラー品。タブに文字がない1000枚に1枚ほどのレア物です」。
サンバは、1950年に登場したアディダス最古のサッカーシューズ。「元はサッカー向けだけあって、ソックスはピタっと履くと結構ガチに見えてしまいます。これくらいルーズな緩み加減と長さが理想ですね」
ノーズが低くて派手色。これはベストバランスです
3谷口 淳さん／38歳・会社員
adidas OriginalsのTOBACCO GRUEN
「ローテクなスニーカーが好きなので、アディダスは琴線に触れるものが多い。以前に海外ECで見た緑色のサンバに一目ぼれしたこともあり、タバコの復刻は迷わず緑を買いました。他はシンプルにまとめましたが、アンユーズド×フルーツ オブ ザ ルームのTシャツは表裏が逆で、ニートのパンツはブラックデニム地とひねりを効かせています」
タバコは1970年代の名作。アッパーにスエードを使っているため、近くで見ると思いのほか表情がやわらかい。「ニートのパンツはダブル幅が5.5cm。どんなパンツも裾を折ってためてはくようにしています」
スラックス×スニーカーがマイ定番になりつつあります
4佐々木 亨さん／27歳・アパレル
adidas Originals CAMPUS
「細身のスラックスに革靴だときっちりしすぎるので、ハズしにキャンパスはちょうど良いですね。紺のスエードを用いたアッパーは主張が控えめで、子どもっぽく見えない。ゆとりのあるオープンカラーシャツの中はタンクトップが最近の気分で、カンカン帽を合わせ、モノトーンのリラックススタイルに仕上げました」。
「以前、スニーカーにハマっていた時期に集めていたモデルはほとんど手放してしまいましたが、このキャンパスだけは残してあります。抜け感と上品さを兼ね備えた万能な一足。スニーカー熱が再燃しそうです」。
ニューバランス派の僕も納得のコラボシューズです
5竹井一雅さん／41歳・デザイナー
adidas OriginalsのSAMBA atmos × FACE
「黒地に白の花柄が効いた、人気モデル『サンバ』のコラボ品。実はアディダスのシューズってこの一足しか持ってないんです。歩きやすくて足も疲れないですし、何にでも合わせやすいから、本当に優秀。今日はこのサンバを主役に、ストライプフォークリエイティブのプルオーバーを合わせ、全体的に軽め素材＆テック寄りのアイテムでまとめました」
イラストレーターFACE氏のシンボルである口や目のイラスト、そして白い花の刺繍のかわいさにやられて昨年に購入。ニューバランス派の竹井さんをアディダス派へと変えてしまうかもしれない一足。
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Text:Kohei Horikomi Mayu Yamamoto
