2023.02.09

今こそ欲しいナイキとアディダスのクラシックモデル、完売必至なホカのビームス限定カラー 【東京スニーカー氏が選ぶ、買うべき大人スニーカー3選】

今やオンオフ問わず、おしゃれな大人のワードローブに欠かせないスニーカー。本誌『東京スニーカー氏』の連載でもおなじみの小澤匡行さんが、毎日発売される数多の中から今大人が選ぶべきモデルを厳選。今回は1月末に発売されたホカの人気シューズ「クリフトン」のビームスエクスクルーシブカラーのほか、アディダスとナイキの名品スニーカーからファッションにマッチする2モデルを紹介する。

今こそ欲しいナイキとアディダスのクラシッの画像_1

01:adidas Originals|CAMPUS

アディダス オリジナルス_キャンパス_黒銀01
アディダス オリジナルス_キャンパス_黒銀02
スニーカー¥15,400/アディダス オリジナルス(アディダスお客様窓口)

黒銀にはファッションアイコンとしての魅力が

「アディダスのクラシックモデルに黒銀配色を見つけると必ず買っています。このキャンパスも然り。黒銀配色が定番展開されたらいいのに、と思うほど好きです。普段はそのときどきの自分の中で旬なスニーカーを履いていますが、がんばっておしゃれしようと思うときはオールド アディダス。履いていてラクというのとは違うベクトルで、自分の中に残っているカルチャーを出したいと思うときはこっちなんですよ。黒銀は僕の永遠のファッションアイコンです」(小澤)



バスケットボールシューズとして誕生し、ヒップホップのアーティストやスケーターなどサブカルチャーシーンで愛されたキャンパス。細身のラストを採用し、上質なレザーアッパーに滑らかなレザーライニングというラグジュアリーな仕立てで、大人の一足に。


02:NIKE SPORTSWEAR|NIKE WAFFLE TRAINER 2

ナイキ ワッフル トレーナー 2_グリーン配色01
ナイキ ワッフル トレーナー 2_グリーン配色02
スニーカー¥11,000/ナイキ スポーツウェア(ナイキ カスタマーサービス)

トレンドにマッチする配色がインラインから

「白×グリーンの配色がいいですよね。ナイキの70年代のランニングシューズというとコルテッツを挙げる人も多いと思いますが、僕的にはワッフル トレーナーがいちばんベーシックだなと思っていて、実際に履きやすいんです。レトロランの入門モデルとして、これもインラインでずっと出続けてほしいと思うスニーカーのひとつ。タンの剥き出しのスポンジなどヴィンテージのディテールをしっかり残しているのも好印象です。限定やコラボではなく、インラインにもこのグリーン配色のような今っぽいものがあることを知ってほしくて、今回紹介しました」(小澤)


1974年のオリジナルモデルを忠実に再現したナイキ ワッフル トレーナー 2。象徴的なワッフルソールはもちろん、大きなレトロスウッシュ、スエードのアクセントを入れた今なお新鮮なデザイン。反発性に優れたフォームミッドソールを採用するなど、履き心地は快適に進化している。


03:HOKA ONE ONE|CLIFTON L SUEDE

ホカオネオネ_クリフトン_トー ウルトラ01
ホカオネオネ_クリフトン_トー ウルトラ03
スニーカー¥19,800/ホカオネオネ(デッカーズジャパン)

トレッキング風アレンジのクリフトンが登場

「ホカのハイキングシューズ、トー ウルトラのファーストカラーをクリフトンに使った、ビームスのエクスクルーシブです。ボンダイと並んでホカの2大看板になっているクリフトンの初代モデルが出たのが2014年。これまでホカはソールのボリューム感を体験したくて履いてみたという人が多かったと思いますが、今では『あのときのあの色がよかったよね』というような復刻のカルチャーが確立されつつあります。ホカがストリートでより楽しい時代になっていく予感が、このクリフトンに凝縮されています」(小澤)


2015年に誕生したホカのハイクシューズ「トー(TOR)シリーズ)のトップモデルがトー ウルトラ(TOR ULTRA)だ。そのファーストカラーをライフスタルカテゴリーの定番、クリフトン L スエードに落とし込んだ。ブラックとグレーのレイヤーにイエロー×レッドのトラヒモやレッド、オレンジの差し色が映える。


小澤匡行プロフィール画像
小澤匡行
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。スニーカー好きが高じて『東京スニーカー史』(立東舎)、『1995年のエア マックス』(中公新書ラクレ)を上梓。靴のサイズは28.5㎝。


アディダスお客様窓口 TEL:0570-033-033
ナイキ カスタマーサービス TEL:0120-6453-77
デッカーズジャパン https://www.hoka.com/jp/

Photos:Yuichi Sugita
Stylist:Masayuki Ozawa
Composition&Text:Hisami Kotakemori
Illustration:Yoshifumi Takeda

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