2024.06.16

「ミズノ」と注目の韓国ブランド「スロウ ステディ クラブ」が初コラボ【大人がこのスニーカーを買う理由|小澤匡行】

Mizuno|WAVE RIDER 10 SLOW STEADY CLUB

スニーカー¥19,800/ミズノ(ミズノお客様相談センター)
スニーカー¥19,800/ミズノ(ミズノお客様相談センター)

モノクロ絵画に着想した奥行のあるグレーに注目

「韓国のアパレルブランドSLOW STEADY CLUB(スロウ ステディ クラブ)とのコラボレーションです。最近はこれに限らず、韓国ブランドとコラボレーションしたスニーカーが増えていますが、どれもハズしていないですよね。韓国ブランドは新進系が多く、“バウハウス哲学の精神をデザインに”のような、とてもコンセプチュアルなブランドが多い。だからつくるものが時代にもものすごく合っています。

このウエーブ ライダー 10は、1970年代に発展した韓国のモノクロ絵画『タンセクファ』にインスピレーションを得たそうです。複数の素材を切り替えることで単純なグレーのワントーンにはない奥行や立体感が生まれ、陰影を表現しています。こういうところがとても今っぽい感性だなと思いました。

「ミズノ」と注目の韓国ブランド「スロウ の画像_2

ウエーブ ライダー 10は2006年に発売されたランニングシューズです。『ミズノウエーブ』を搭載しているなど、ベースのテクノロジーがしっかりしているからリアルに履きやすいし歩きやすくて、リアルにいいと思います」(小澤)

「ミズノ」と注目の韓国ブランド「スロウ の画像_3

2014年に韓国・ソウルにてセレクトショップからスタートしたSLOW STEADY CLUB。ミズノとの初コラボとなる今作は韓国のブランドらしく、韓国美術史に影響を与えたミニマリズム「タクセクファ(韓国語でモノクロ化を意味する)」をデザインに落とし込んだ。配色のバランスも見事で、しかも軽量。カジュアルだけでなくスーツなどにも合わせやすく出張などにもおすすめ。

ミズノお客様相談センター TEL:0120-320-799

小澤匡行プロフィール画像
エディター
小澤匡行

「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。

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